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海岸日記


2009年11月

2009/11/28(sat)
明日は建前らしい

斜め裏でお家が建つ。少しでも用心が良くなるのが嬉しい。だが定年ご夫婦らしいので、小さな子供の声はしないだろう。
夕陽が紅葉を輝かせていて、何とも穏やか、かつ清々しい空気。足場を組む金属音も気にならない。
この1週間で溜まった詩誌や詩集が、高さ60cmくらい。その前の分も合わせると、2mはありそう。そろそろ個人誌が出来てくるのだが、送るの止めとこうかな、なんて。
ぐちゃぐちゃ言ってないで、読むだけでも読む。感想までは無理かも。
「建前」と書いたら、何となく本音が出てしまった!

2009/11/23(mon)
空の高さ

前の家のお嬢ちゃんたちが、うんうん唸りながら捕虫網を振り回している。真剣にやっているのだが、別に蝶々も蝉も飛んでいるはずもなく…。
 
何を捕まえているの?と聞いたら、カラス!と言う。
芝居をしているのかと思ったが、カラスもそう思ったのか、屋根の端から下を覗いて、カァと言う。
 
実際、うるさいカラスなのだ。人間を馬鹿にして道を歩いたりもする。羽根があるのだから飛んで渡ればいいのに、わざとゆっくり歩いて横断する。車に轢かれる寸前に、バカァと言ってひょいと身をかわすのだから、わたしは腹が立って仕様がないのだが、子供さんたちにも腹に据えかねるものがあるのだろう。
 
それにしても、である。その捕虫網でカラスは捕れないよ。
えいっ、えいっ、えいっと健気なのだ。こんな時、大人は何をすべきか。
 
名月をとってくれろと泣く児かな
 
空の高さなんて、大人にだって分からない。ならば一緒にカラス捕りをしよう。
えい、えい、えいっ! 
 
バカァ!〜♪

2009/11/20(fri)
家族の誕生日

自分のは覚えていて、誰かおめでとう!と言ってくれるかと思っていて、はらはらドキドキしているくせに、家族の誕生日はケロリと忘れる。そして、実を言うと、年齢も忘れているのだ。
結局いつも娘だけが電話をくれる。けれど、彼女いくつだったかな?
自分の年も、ずっと1才上だと思っていた。この夏病院で67歳であることを発見し、仰天したのだった。お医者さんとか看護師さんって、頭良いねえ、他人の年まで分かるんだもの。
ちなみに、今日が誕生日の息子は、40歳になったのだと思う。聞くと怒られるかも知れないので、曖昧にぼかしておいた。
子供の年齢を昭和で覚えたばかりに苦労する。
そしていま、2009年だと思うが、はて、平成何年だっけ?

2009/11/16(mon)
残念、というか…

旧いのも新しいのも含めて、インフルエンザではなかった。38度の熱が続いたので、当然インフルだと思ったのだが…。
 
基礎疾患があるからと、念のためにと、どっさりお薬をもらってきた。夏の入院で体調好転したので、優先順位がBになってしまったので、これくらい軽い、楽なインフルエンザなら罹っておいたほうが良いと思ったのだが、そうは問屋がおろさなかったというわけだ。
 
でも、明日の会は休もう。何せお爺ちゃんお婆ちゃんの集まりだから。
 
それにしても寒い。また熱が上がるかな。

2009/11/14(sat)
行きたくない会合が

今日の会合には行きたくない。行っても絶対楽しくないと断言出来る。
でも、行くだろうなあ。すでに反対派の方に行ったから。
まったくもってフクロウだ。
人は、そんなに気を遣わなくても、と言うけれど、自分の勝手を通すには勝手には出来ない。遠くでガヤガヤ言ってくれるな!
その上今日は車がないから、バス停まで20分+バスで20分の往復をしなくちゃならない。土砂降りだよー、どうしよう。
表日本側に行きたいなあ。でも今日は低気圧の雨だから、向こうも雨ね。
裏日本に住んで40年、表日本に住んだ期間より長くなった。それでもまだ裏日本の人間にはなれていない。ああだこうだと心的に行き来していて、とうとう裏表のある人間になっちまっただ。そのうちオラもシンジマウから、どうでも良い気もするけどね。

最悪!

熱が出た。ちょっと人の大勢集まるところは遠慮したほうがいい。

2009/11/10(tue)
忙しくはないが…

忙しくはないが、忙しい。北陸の女の秋は忙しい。自分で用事を作り、それに振り回されているだけだけれど。
それなのに、明日シルバー人材の人が雪吊りにくるという。
まだ早いのになあ。蒸れてしまわないかしら。
なんだか慈善で雪つりしてもらっているみたい。うちだって定年退職者なんだけれどね。
他所では嫌がられているみたいで、うちなんかに真っ先に来る。そりゃ、90近い人に樹の上に乗られるのは心配だもの。わたしだって心配で、明日、明後日と、胃がキリキリするだろう。それとも仕事したっていう判だけついて逃げ出すか。でもね、帰ったら庭で人が伸びていたなんて、困るわ。おじいさん、生きがいだってことは分かるけれど、おじいさんの生きがいが他の人には害になるってこともあるのよ。
 
反省。詩集など送りつけられるのは迷惑だって話もある。

いつもこういう気分になって、送る予定のものを残すことになる。

2009/11/2(mon)


天気予報では嵐となっているのに、穏やかなもんだ。いえ、別に文句言っているんじゃないのですけどね。
 
明日は神戸に出かける。この季節、北陸とは気温も雨降り可能性も違うので、服装にはいつも悩む。神戸ではコートや傘は要らないだろうか。
うん、その前に朗読の練習をしなくちゃね。
 
久しぶりだなあ、電車に乗るの…。
3時間、腰がもつだろうか。

2009/11/1(sun)


あんまり良いお天気だったので、能登へドライブに行った。
途中リンゴ園に立ち寄り、友達としゃべった。早稲品種の王林を需め、いびつな形や傷のフジを頂いて、青天にすっかり鬱気分が吹き飛んだ。長い長い海岸線に、白いレースのような波が打ち寄せていた。
今、レースと言ったのは、義妹の手作りバッグの影響を受けているかも知れない。砂浜に寄せる、青い海からの贈り物だ。
海岸の上空にはパラグライダーのようなものがいくつも飛んでいた。腰掛ける形だったが、あれもパラグライダーというのだろうか。
でもさ、流されて海に落ちたらどうするの?



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