ドライアイ
さながら髑髏的知覚になってきたので、眼科に行った。いつも秋だけなのだけれど。(他の季節には無視する!) 久しぶりだから瞳孔を開けたりするだろうと思って、行くときだけ送ってもらい、帰りは歩いた。川の水は澄んでいて、落ち葉が気違いダンスを踊っていて、とても綺麗だった。 ウォーキング・シューズだったから、脚がつることもなく…。 山の上にお向かいさんが見えて、うむ、良いお天気だのう。 今日は雪つりだ。あたり一帯は植木屋さんの車が路上駐車していて、通り抜けはスキーの回転競技みたいだ。 シルバー人材の85才はますます元気で、わたしのほうがオロオロする。 えーっ、まだ車に乗っていらっしゃるんですか? わしら、コンピユーターたらいうもの使わんから、目がうすうなっておらんがや。この年になっても仕事させてもろて、おかげさまだわいね。 そうか、だからお天とう様もご機嫌うるわしいのだ。 わたしも眼科から45分かけて歩いて帰った。気持ちの良い散歩道だった。 わたしも何かのおかげさまじゃわいね。 ツクバネを頂いた。植木屋さんは、いつも珍しいものをくれる。わたしも何かのおかげさまじゃわいね。 うるるんとして、眼科から帰る。
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