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海岸日記


2005年10月

2005/10/28(fri)
チカレタビー

今はない姑の着物、娘の振袖、わたしの式服。わたしって、なんて沢山着物を持っているんでしょ、とこの時期いつも思う。夏はなんて広い庭なんでしょう、と思うのだ。
大体、人に見せることは殆んどない。ただ苦労して手入れしているだけ。凄い無駄な労力!
今日で秋晴れの日は終わり(前にもそう思った)らしいので、シャカリキになって働いたら、鼻水が熱になった。38度も半ばになると、もうしんどくて…。
果物いっぱい取った。車がなかったので、病院には行ってない。日曜日に遊びに出かけるので、明朝は絶対行かなくては。…なあんて日記を書いているバカ!
まだ早いけれど、寝ます。

2005/10/25(tue)
誘われて

庭掃除をしていたら、ご近所の人から電話があり、吉橋さんのお菓子があるし、お湯も煮えているので、一服いかが? とのこと。
吉橋さんのお菓子? 行く行く!
急いで手足を洗って、出かけた。おっとっとの迎え? 携帯もって行くから良いのっ!
明日は他の友達のところでお茶だが、そちらはケーキと紅茶。まあ、3種類くらいは出るね。
うちにも開けたばかりの菓子折りがあるし、これでダイエットはまた挫折だな。

2005/10/23(sun)
寒い!

冷たい雨!
もう除湿機では洗濯物は乾かない。やむを得ず(えへへ…)、温風器をつける。
ようやく鼻水が止まった。10月も下旬なのだから、当然といえば当然だけれど、秋なんてなかったような気がする。
今日は、びしょびしょ降るなかを、デパートに出かけた。おっとっとの定年ルックの冬版を買いに。
まだ秋物と冬物と半々だったけれど、彼は2週間後に青森に行くのだ。寒いだろうなあ。みぞれかもしれないなあ。によって、わたしはついて行かない。温風器の前でぬくぬくと太るのだ。もう1日早かったらわたしも遊びに行くのだけれどな。まあ、今週わたしは長野や愛知の友達と温泉に行くのだから、1週交替ですな。さあ、秋の仕事をがんばるぞ〜♪

2005/10/20(thu)
プチトマト

もう、毎日トマト料理ばっかり!
茄子もキュウリも、ピーマンだって、そろそろ生らなくなったのに。プチトマトは元気だ。毎日毎日、そこそこ採れる。採らないと果皮が割れてしまうのだ。妊娠線みたいだよー。
去年実が落ちたのを鋤きこんでしまったから、10本近くあるのだから、当然のことか。
それで、採って1日置くと、オレンジ色のでも真っ赤になるのだ。よせば良いのに、折角作ったのだからと、プチトマトの皮をむいてイタリアンなのだ。
そろそろ飽きたわねとか言いながら、また復活したバジルと合わせて、うん、健康的な食事をしております。

2005/10/17(mon)
日本語は難しい

車の窓から見慣れた通りに、「一時休憩処。茶屋」というのを見つけた。一見居酒屋・和風喫茶風。長電話のついでに友達に言うと、彼女はそれは特殊なお店ではないのかと言う。一度探検してみようかと言ったが、剣もホロロのご挨拶だった。
特殊なお店って何だろう。ん? まさか? 
明日勉強会をするのは「お休み処・茶店」で、喫茶店+食事処である。「甘味処」というのだってある。なぜ「一時休憩処」と「お休み処」と違うのか。もし特殊なお店(!)だとしたら、誰も教えてはくれないだろう。全くもって悩ましい話である。
だいたい「茶店」というのからして変だ。これは誰もがいうことらしい。普通は「喫茶○○」などと言うと思う。しかも通称なので、電話帳では「アート・ワーク東山」としか載っていない。
演劇関係の人の別荘を借りて営業している。静かで、コーヒー1杯で2時間ねばる人もいるくらいだから、同人誌の合評会などに最適なのだ。
ぶつぶつぶつ、ぶつぶつぶつ…。
難しいよ、ぶつぶつ…。ちゃんと「連れ込み宿」という言葉があるじゃないか。ぶつぶつぶつ…。やはり探検は無茶か。
でも、もしかしたら、観光客目当ての喫茶店かも知れない。だって、女性向けホテルの目の前にあるのだもの。

2005/10/15(sat)
書けた?

書けたっ!と思って、嬉しさを噛み殺して眠ることがある。別にお布団の中に入ってからのことではなくて、真昼間、パソコンに向かって清書している時に、だ。
だが明くる日になると、それは無残な作文に化ける。半泣きになって、ああでもないこうでもないと弄る。と、もっと悪くなる。ぐっすり眠れた午前中に、だ。
そのころには、始めの形がどんなだったか無くしてしまっているので、もうどうしようもない。ゴミを捨てるだけである。もうヤケのヤンパチで、家中ひっくり返して掃除する。
電気スタンドが倒れたって、知ったことか! 草なんか、ばりばり抜いてやる。148センチの身長がただの48センチになったって、こんなに口惜しくはないだろう。
ああ悲しい。またもややってしまった。締切が迫ってくると追われて何とか絞り出せる時と、すでにあるものまでうしなってしまうことがある。
もう最悪な1日だった。ここに書いても仕方ないけど、最悪だった。
喉元まで晩御飯が詰まっているのだけれど、杏仁豆腐と巨峰と、どっち食べようか。えーい、両方だ!

2005/10/12(wed)
誕生日

昨日は…。
今日病院に行って、処方箋をひょっと覗くと、1歳年取っているじゃありませんか。間違えないでよー、と思ったけれど、10月12日? あっ、昨日から1つバアサン度があがったのだった!
誕生日を忘れるようになったのは、いつごろからだったろう。もうこれ以上年取りたくないと思うからこそ忘れるのだから、忘れ始めたころというのは、ちょっとした意識の変革があった時期の筈なのだ。たとえば死に対しての受容度だ。もう久しく誕生日当日に思い出したことがないので、病気もちかどうかに係わらず、わたしはやがてくるその日を、仕方ないと受け入れているのだ。
何を書いているのだろう。何せ抗ヒスタミン剤と瀉血で朦朧とした頭なのだ。今日は安静にしていなくてはいけないのだ。したがって、ですね。掃除はしないのだ。遅いお昼ご飯はインスタント・カレーですました。
はて、何か忘れているような気がする…。
そうだ! 誕生日はいつもお寿司屋さんに行くのだった。明日木曜日はお寿司屋さんのお休み日なので、今日のネタはろくなものがない筈。金曜日は予定が入っている。わたしにじゃない、財布の持ち主に、だ。あーあ、損した! 仕方ない。不貞寝でもするか。

2005/10/10(mon)
錆びる

裏口で変な音がした。戸は閉めてあるはず…。ん、さては!
と思ったけれど、実は、肥料や土や噴霧器などが並べてある、古いスチールの本棚が倒れそうになっていたのだった。上の方が重くてバランスが悪くなったかな?
裏口の隅っこは一寸低くなっていて、雨量が多いと水が溜まる。洪水に見舞われ続けているので、さすがの銀ピカも錆びたのだった。
可哀想な本棚ちゃん。不本意な暮らしに悲鳴をあげたのだろう。だがまた可哀想なことに、石ころを差し込まれて、まだまだ働かなくてはならないようだ。可哀想。可哀想。おお、倍増される苦難の日々!

2005/10/8(sat)
ちょっと気を抜いて

ぷーらぷーら遊んでいたら、10月になってから届いた詩集が7冊。個人・同人詩誌が12冊。みんな頑張っているなあ。まったく、孫を抱いてニヤニヤしている場合じゃないぜ、キョウコちゃんよ。否、たあこさん、よ。
でもね、可愛かったのよ。ちゅくちゅく指吸いしてさ、お風呂に入れてもすぐ汗かいて、さ。うちわで扇ぐと、ひゃあひゃあ喜ぶの。抱っこしていると、すーっと瞼が下がってきてね、ベッドに下ろそうとすると、お目目パチッ! ハイハイがまだ出来ないのですよね、お尻をポコッと上げて、顔を床にぐいぐい押し付けて、わんわん泣くのです。もう、ほんとに、可愛いったらありゃしない。
そう、赤ちゃんには擬音が良く似合う。今度擬音を使いまくって詩一編ものしよう。
といいつつ、昼寝の夢は、ナイフを持って追っかけてくる友達に殺されそうになる夢でした。でもわたしも抜き身引っさげていたのでした。

ったくもうー、誰の詩が原因だったのかしらん。

2005/10/1(sat)
今日って、10月?

えっ、もう? 
つらつら思うに、9月だけでなく、6月ぐらいから、わたしの脳みそは干からびている!
出来た隙間をすーすー風が抜けていく。ああ、この夏も退化の著しい日々であった。
だって、小説エトセトラを少し読んだだけ。何を読んでも書いても気合が入らず、カンちゃんも更に縮み、伸びたのは髪の毛だけ…。あ、美容院にあまり行ってなかったのだった。それでつい長いのに馴れて、この間もあまり切らなかった。首筋がちくちく痛い。性格が捻じ曲がっている分だけ、髪の毛は真っ直ぐで、鬼婆タイプ。五徳をさかさまに被ると似合うのではないか。いやっ! そんなの見たくない。見たくない見たくない。といいつつ、部屋の隅が気になって仕方ない。一度被って見ようか。絶望するかもな。やって見なくては分んないかも。どうしよう。やって見るか。ん? 
錆びている!



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