2012/8/1(WED)
そういうことなのだ わずかに揺れた心の芯 ・・・やめようか もっともなわけはいくつも見せられる それをする それをしない だが結局のところ 外に出てみなければホーチミンの チリチリ皮ふを焼くこの暑さは 荒れ狂った風と雨のあとの 渦巻く濁流にバイクを乗り入れる怖さは わからない ことは わかっている 1 たぶん私の詩は 行間からこぼれ落ちる類のものだろう 見て聞いて、舌も鼻腔も動員し 予測できないものを築き上げる過程で こぼれた ささいな とるにたらないこと それが クスリとくすぐり ハッとさせ 背筋をピンとさせる一滴であればいいのだが・・・
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