2012/7/31(TUE)
(前より続く)だからといってどこへいくっていうのよ。この雨季のドンデンの洪水の濁流にバイクのエンジンぬらして。ぬらすならあなたのこころ、唇の奥の幾重のひだひだ、めぐりめぐってたどりたどって、指さし入れぐいぐいいわせ、そのシリアの砂漠のよな1992年12月26日の晩10時15分ごろに見た、見つめた、見つめられた、見つめさせられた(ながめるでなしのぞくでなしみかけるでなしみやるでなし)ツキの、付の、突きの、無論月の光は光らぬ、乾いた明るさを一瞬残し・・・消えてしまった。 |
2012/7/22(SUN)
何をしたら今宵の満足が得られるのだろう。友人たちにはがきを書くことで、かすかなつながりに温まる?インターネットを頼りに60年代の歌謡曲をダウンロードしてアジアに一人カラオケを咲かせる?夜そして夜は尽きることなくめぐり眩しい逆光に開く朝に個は消え去り、夜の夜ふかしのよだれのあるいは雨だれの甘ったれの甘えんぼのあかんべー。さながらだけでそれは影にしかず飛ぶにしかず泣くにしかず、ならばなんにせよなんとはなしになしくずしのなにわぶし。もはやもうでなく、またしてもまたでない。てみくと、すへながぽみんだ、って?どんな意味をも拒否する。ことばのくせに、こんな態度でいいのか!意味のない言葉など存在しないと思っていたが。(どこからか鳥のさえずり)それはでも、ことばじゃない。単に音を麻雀のパイ積みのように並べただけ。イミなく声のみ、耳からゆれゆらし、目をさめさまし・・・・・いまや意味をむすばない音声文字をつらねて、非イミをあらわすことはむずかしい。鳥のさえずり、意味をすててつらなった音の、ここちよさ!これは詩だ。詩はこれだ。イミがなくて、なにゆえここちよいと自分の中のだれが決定するのか。ワタシではない、ワタシはワタシのことをしっている。ワタシそこまでワタシの感覚に自信がない。だがワタシの中のワタシは一人ではない可能性は十分にある。だからといってどこへいくっていうのよ。この雨季のドンデンの洪水の濁流にバイクのエンジンぬらして。ぬらすならあなたのこころ、 |