2009/6 [HOME]

++ 日記 ++

2009/6/29(MON)
このところ、夜はテニスのウィンブルドン観戦で、何もしていない。それでいいのだ。
このテニスのグランドスラム、日本では別に金を払わなければ見られないが、ここに限らず(多分)東南アジア一帯では、普通にほとんどの試合が見られる。
日本は遅れてる。
日本はどうして?
と、帰ったら感じるだろうなと思うこと
食べ物の値段の高さ
日本には帰りたいが、買い物やレストランで食べた後が怖い!

2009/6/23(TUE)
はるかかなたから
日本語の十数行が
渋滞にひっかからず
迷子にならず
写真三枚という重い荷物を背負って
左右の確認もせず
まっしぐら
大海原を走り
異国語が浮かぶ空を駆けて
今、着いた
息も切らさずに


信じられる?





2009/6/22(MON)
日記を見る。
6日間書いていない。
6日間生きていた。
それは確かなこと。
6日間、起きて、ご飯を食べ、
仕事をし、帰り、本を読み、シャワーを浴び、、寝た
それも確かなこと
だが、何時におきたか、何を食べたか、誰と会い、どんな話をしたか、
読んだ本の書名は?、作者は?
ほとんど覚束ない

6日間ずっと暑かった
その記憶だけは稲妻のように鮮明だ

日記を書かなくたって
おれはおれの中で生きていた
それを証明するものなどない
なくたっていい
現れて、消える
******のように、あっさり 


2009/6/16(TUE)
はるかかなたから

日本語のメールが

渋滞もなく

迷子にならず

添付という重い荷物を背負って

大海原をまたぎ

異国語が飛び交う空を駆けて

今、無事に届いた

***************

今日届いたメールからのイメージ。
これだけじゃ、ものにならないな。

なんでこんなことやってんだと思いつつ


・イスの脚 陽炎のぼり死期を知る

2009/6/14(SUN)
・イスの脚 陽炎上がり疲れぎみ


このところ、まど・みちおさんの「いわずにおれない」という本人へのインタビューをもとにした本を読んでいる。小動物やモノへの愛着から生まれることばに、影響を受けている。そんな感じの俳句なんか浮かんでくる。
 

2009/6/11(THU)
なぜここに*机の上の砂*ザラザラとそれは不快で*砂は地上に*机は室内に*つなぐ糸はない**4階の部屋の木製の*机の上の砂は不快だ*ありえぬばきものが*ありえぬべきところにあることの*不快の正体**砂は望んだわけでなく*つくえがさそったわけでなく**机の上のザラザラを*不快に感じる僕の傲慢

2009/6/9(TUE)
暑い。中は冷蔵庫、外は熱風。
熱風の中で会話テストの手伝いをした。
手伝いの合間に五七五で頭が熱風にやられていないかチェックした。


・乾電池花火を上げる夢見てる


・輪ゴムさえ暑がっているよじれてる


・イスの脚くたびれたよに影細し


・サンダルの素足のうらに夏宿る


・ワンタンの皮そり返る暑さかな

2009/6/3(WED)
2009年全仏オープン。
いや、すごい。
ナダルが思いもよらぬ相手に負けた。
その前にジョコビッチが負けている。
フェドラーもハースに2セット取られ、危なかったが踏みとどまった。
女子も、ヴィーナスがいない。
シャラポワが敗れ、ヤンコビッチがきのう力尽きた。
このうち、ナダル、フェドラーの逆転勝ち、ヤンコビッチの試合を見た。いづれも目が離せなくなる試合だった。
新旧交代?
いや、ナダルはまだ22才だよ。
ともあれ、ファイナルまで、熱くて、暑い夜が続く。


2009/6/1(MON)
こんにちは、6月。


・ソーダ水透かして見るものすべて青


・ソーダ水間に語りし一、二言


・ソーダ水ハイカラだったとき在りし


・ソーダ水みどりをよぎる貨物船


たわむれに浮かびしソーダ水の泡 

         のような俳句を作りました。



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日記帳(3) v1.02.00 エース (素材協力:牛飼いとアイコンの部屋)