授業が始まって１週間が過ぎた。やっと過ぎた。授業そのものより、準備その他の業務が細かくて、いろいろあって、大雑把な私としてはいつになく気を使う１週間だった。授業そのものは、楽しい。楽しい、なんていっていいのだろうか。とも思うけど、楽しいとの思いは残る。学生は、何でこんな真面目なの、って言うぐらい素直でやれと言われたことを、やる。ただ、私のほうが英語が追いつかなくて、大変。ああ、時間だ。みんな「ジャパンクラブ」に飯食いに行こうと待っている。行かなくちゃ。
今日から本格的に１年生の授業が始まる。ここで２年間、日本の大学生活に必要な日本語力を身につけ、来年の３月、国費留学生として日本に発つわけだ。今日は学生登録で、父兄の方々もいらしている。大学からかばんと運動用のポロシャツとなぜか、傘をもらう。それから会場を変えて、父兄に対して説明会を行う。私たち教師陣も簡単な顔見世をするらしい。学生数１６０、父兄がほぼ同数、それに教師事務関係者で４００人ぐらいか。これから１週間かけてオリエンテーション。後半は日本語科が行い、ひらがなの導入などを大きなスクリーンを使ってやるらしい。とにかくこれから、だ。そろそろ時間。父兄説明会に行かなくちゃ。
やや、５日以来日記を書いてないのか。ブログのほうは更新してるんだけどね。反応がないと、見ていてくれるのかどうか分からないからなあ、などと他人のせいにして・・・とはいえ、自分のPCがまだ修理から戻ってきていないので、ゆっくり書く余裕がない。PCの件も、英語だけの手続きで、ちょっと手間取ってしまった。ここでは、ホント、英語の必要性を実感する。で、「赤毛のアン」の１００ページぐらいのダイジェスト版を買ってきて、辞書を引き引き読んだ。初めて読んだ、英語の本。（原書、といいたいが「ダイジェスト版」ではそうはいえない。けれど、ある程度の満足感。それを声に出して読んで体で覚えようとしているけど、なかなか実際には出てこない。ソノウチナントカナルサ。
日本はゴールデンウイークとやら。いい季節ですね。例年だと酒田に帰り、母といっしょに五月の鳥海山に入り、残雪の際のあたりから顔を出したふきのとうを採って、「ふき味噌」（庄内では「バンケ味噌」という）をつくり、知人に配るのだが。ここ、KLには日本のものがたんとあり、ま、不自由しないのだが、生うに、独活やコゴミ、ふきのとうなどはさすがにない。間歇的に食べたくなるものは、やっぱりお寿司。「若貴」で思いっきり食べたいよお。
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