2016/3 [HOME]

++ 日記 ++

2016/3/26(SAT)
105
クロッカスが咲いた
咲いた
しろ、きいろ
はわかるけど
もひとつの色 あれは
あお?こん?むらさき?
深さをたたえた
あたらしい季節のキミに
あたらしい色
クロッカスブルー
106
そんな顔してどうしたの
クロッカス
そうかキミもあの子猫たちみたいに
はしゃぎたいのか
春と


106
口をつぼめてどうしたの
クロッカス
そうか
キミもあの子猫たちみたいに
はしゃぎたいのか
春と

2016/3/25(FRI)
test1

この日記、なおったみたいだね。たった今、シミリンさんにチェックを頼んだのに。早い。
でも、2週間ぐらい書き込めなかった。
これ、大丈夫かな。トライ。

2016/3/12(SAT)
きのうから、村上春樹の「職業としての小説家」を読んでいる。
おこがましい言い方だけど、どうしてかしらないけど、おれの気持ち、感じ方に余すところなく寄り添ってくれるんだな。ただし、今のところ、エッセーのような文体、また、その内容に限るが。
例えば、
・短い文章を組み合わせるリズムのよさ
・まわりくどくない率直な言葉づかい
・思い入れのない的確な描写
・何かとても大事なことが書かれることなく、あえて奥に隠さ れているような謎めいた雰囲気
これって、まるでそのまま、「詩」にも当てはまるんじゃない?
そして最後に、
楽しくないのなら、小説(詩もなかまにいれて!)を書く意味なんてないだろう

2016/3/7(MON)
先週の土曜、日曜、写真で明け暮れた。
土曜は午後から「写真講評会」へ。
写真マニアたちが自作の作品を持ち込んで、プロの写真家に見てもらうという催し。
土門拳記念館主催で、土門拳文化賞の活動の中の一つ。
私もハノイで撮った「彼と彼の場所」を持っていく。
江成常夫プロが「物語性があり、社会性も感じられる」
「中身のある作品」と評してくれた。


ずいぶんなカメラ愛好家が集まった。中で、市川恵美という人の作品に魅了された。例えば、ブリキに塗ったペンキが長い時間すぎるとひび割れて、微妙な模様を描くだろう。また、ガラスの割れたのや、砕けた破片が光を浴びて、まるで抽象画のような姿を見せる瞬間があるだろう。それ。モノが崩れていく間に見せる輝き。自然が描く抽象画。じつに美しい。感激した。


明けて日曜日、急きょ「土門拳文化賞」の贈呈式が行われる「土門拳記念館」に行く。
授賞式の後に、市川さんにあいさつし、感激したと思いを伝える。HPも持ってること、キンドルで作品を配信する予定であることなどを話してくれる。刺激。
改めて写真をやろうかなと思う。

2016/3/3(THU)
今日はお雛様。何もしない。
ガラスケースのお雛様が飾ってあるけれど。
やっと、息がつけるようになった。
2月末締め切り原稿が重なった。
DJ、2本、詩の散歩道、シテ9号、そのあとがきと5本の原稿を書いたわけだ。まるで、流行作家みたいって、密かにそう思いたいんだろう。



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日記帳(3) v1.02.00 エース (素材協力:牛飼いとアイコンの部屋)