・パソコンに向かうと忘れるあの1行・あの1行シャボン玉のようにはじけたか・はじけたか若き日の夢咳2つ・咳2つして目を開く午前2時・午前2時きのうと今日が釣り合って・釣り合っているから空が落ちてこない・落ちてこない鳥をめがけて指鉄砲・指鉄砲孫に打たれて死ぬ卆寿
・ひさしぶりだね、ジャズ、ソヤビンアイス、土曜の朝 *ソヤビンアイス:氷を浮かした甘い豆乳。・さてこれから、なにしようかな、っていいきもち・雨だから、でかけられない半日を自分にプレゼント
2週間ばかり一時帰国したけど、3年ぶりに風邪を引き、治らず、仕事を2つ持って行き、おまけにオンラインで日本語教育のためのパソコン講座の課題もあったので、まるで、思うように遊べず、人にも会えなかった。それでも「布」の同人の方々と遊び、甲田四郎さん主催の「4月の会」に出席して、「詩」の匂いを濃く嗅いだ。風引きの聞かない鼻で。その間、花神社発行の花神ブックス3「新川和江」を少しずつ読み、ゆっくり楽しんだ。20年前の本だが、少しも古くない。上品な香りを伴う霧にしばし包まれていた。
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