2010/2/16(TUE)
今日、ミヤンマーから帰ってきた。 ヤンゴンから飛行機で3時間の、バガンという寺院やパコダの仏教遺跡が3000以上もある乾燥した土地へ。 3番目に訪れた寺院の3階に登り、目にした光景は忘れられない。360度はるか向こうまでこれでもかと言うぐらい寺院、パコダの先頭が連なり、思わず息を呑む。まるで映画のセットだ。(なぜか「ロードオブザリング」の1シーンが浮かんだ。いつか確かめよう。★ここはユネスコの世界遺産に指定されていない。ユネスコの基準とミヤンマー側の思惑の相違らしい。行く前にミヤンマー側の対応に批判的な記事を読んだので、少し気が沈んでいたのだが、その地でガイドの人などと話をして、霧が晴れた。簡単に言うと、過去の遺跡ではあっても、現在すんでいる人の実際に使用している建物が地震等で壊れた場合、補修の主体はそこに住んで日常的に使用している人たちにあるのだろうと思う。それ以外の人がとやかく言うことではないと思う。その結果が世界遺産に登録されなかったとしても、それでかまわないのではないか。★一つの基準をすべてに当てはめて判断することは危険だと感じた。
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