仕事をやめて、送別会も一息ついて、家の片付けばかりやっている。たまっていた十数年間の写真、雑誌や文庫本、マンガ本、送っていただいた詩誌、詩集、貝殻や化石やきれいな石の類、テニスボール、釣りの道具、ビデオ、CD・・・どんどんさっぱりしちゃって、なにか身辺をきれいにして、死地に赴くの感あり。そういえば、たった(?)2年間なのに、送別会、壮行会と、まるで「出征兵士を送る」趣き。昔ならイザ知らず、今はメールで毎日交信できるし、海外といってもアジアなら国内旅行より安いぐらいだし、と思っているんですけどね、行く本人は。閑話休題。「詩学」がこの3月号で休刊するという。ショック。投稿から始めて、「東京詩学の会」で詩人の方々を知り、投稿欄の選などもさせていただき、まあ、私にとってはかけがえのない「詩の教室」であった。なのに・・・なんとかならないのかなあ。
今日が今月の初めか。日記も遠くなりにけり。現在、無色イヤ、無職だから退屈で、いっぱい書けそうなものだけど、アニハカランや、とんでもない、いそがしいったら。それに風邪を引いてしまい、なんかバカみたい。「パッチギ」を見た。今は水曜日は1000円で見れるんだね。けっこう人が入っていて、前の方しか座れなかった。泣いた、恥ずかしげもなく。ほほを伝うミズをぬぐってもぬぐってもあふれるんだもの。何であんなに? 時代? 在日チョーセン? 若さ? 純愛? 「イムジン川」っていい歌だと再確認した。
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