2005/12/4(SUN)
日曜日。
6時に起きて、学校へ。今日は「日本語能力試験」なので、学生140人を4台のバスに分乗させて、会場に送り出す。
帰りに朝飯にパン・ミーをラッキーガーデンで食べて、帰る。
少し寝たら、10時ちょっと前。あわてて起きて、テニスへ。ピーカン照りで、今日はひときわ暑い。凍らせて持って行ったミスを水をがぶ飲み。6ゲーム先取のゲームを3つ。まるで話にならないゲーム一つと少しは手ごたえがあったゲーム二つ。
帰ってシャワーを浴び、3時にバンサービリッジのスタバへ。定年でセカンドホーマーでロングステイしているご夫婦と日本語教育の話。ご主人はボランティアで3ヶ所で日本語教えているとのこと。
5時ごろから、パサマラン(夜市)へ。野菜、果物がいつもより多い気がする。クレソン一束、名前を知らないレタス風の青野菜3個、中国粽4個買う。
帰って、ご飯を仕立てて、冷凍のラムステーキをだしておいて、プールへ。7時前の薄暗くなるまで。
* * *
プールサイドで、大岡信著「名句 歌ごよみ[夏]」を読む。
その中で、ことに気に入った俳句書いて、復習しよう。
・杏(あんず)あまさうな人は睡(ね)むさうな
☆ 室生犀星
・葉桜の中の無数の空騒ぐ
☆ 篠原 梵
・六月を奇麗な風の吹くことよ
☆ 正岡子規
・乳母車夏の怒涛に横向きに
☆ 橋本多佳子
・鼻の穴涼しく睡(ねむ)る女かな
☆ 日野草城
・滝の上に水現れて落ちにけり
☆ 後藤夜半
*急に眠くなった。今日はこれまで
きのうの続き。大岡信著「名句 歌ごよみ[夏]」より、深く感じさせられた俳句を抜粋。
・水に入るごとくに蚊帳をくぐりけり
☆ 三好達治
・茄子煮るや気付けばしんと巴里なりき
☆ 小池文子
・うつす手に光る蛍や指のまた
☆ 炭 大祇
・ひっぱれる糸まっすぐや甲虫(かぶとむし)
☆ 高野素十
* * *
で、拙句。
・トロピカルフルーツかじる虹の音
☆
・花の名を覚えてミルク冷えている
☆
・鏡見る少年時代のそりのこし
☆
・そりのこし今椰子の実と落下する
☆
・今日まだき窓のガラスに朱入りぬ
☆
・枕をば頭でつぶし風暑し
☆
・手のひらの生命線に汗をかく
☆
・新しき風に応えるすね毛かな
☆
・水道の水まっすぐに水走る
☆
・コーランの声しずやかに波を消す
☆
・スコールの一滴二滴ゴオゴオと
☆
<プールサイドで>
・スプラッシュ青をこわして師走入り
☆
・師走とは日本の言いなりこは真夏
☆
・あたたかき水にもぐりて国いずこ
☆
・ズバーンと文字を袈裟懸けスプラッシュ
☆
・文庫本ふせて我もスプラッシュ
☆
・一人来て一人帰るなりプールサイド