2018/5 [HOME]

++ 日記 ++

2018/5/8(TUE)
今日はVipsの連中と研修を兼ねて羽黒山へ。
五重塔、心柱、山菜精進料理、小雨、酒田の佐藤さん寄贈の仏像250点、一級の観光地、すごい。

2018/5/5(SAT)
177-3
<ページ>

12月のある朝ふとんの中で
ミステリーを読んでいた
寒いので左はふとんの中
右の親指と人差し指で
次のページをめくった
アレ?
半ばかじかんだ指先が
疑いを告げる
1ページじゃないんじゃない?

カラスが鳴き始めた
世界を2ページとばしてめくるわけにはいかないよ
指先にぬくい息を吹きかけ
目に力を込め
口をつぼめ
ページのふちをすり合わせること
二度三度、四度五度

カラスが発声練習を終えた
根負けしたページがうなづく
(どうだ)
冬でも起き抜けでもさびしくてもくたびれぎみでも
カラスに今日の声を奪われても
おれの中をまだ生き物が駆けている

2018/5/4(FRI)
178
一面の雪野原
目をあけていられない
おれはどうして白じゃないのか
おれはどうして雪じゃないのか
おれはおれの名前を消したくなった
アソなにがしという名前だけでなく
ヒトという生物名も

目の前にボールペン 封筒 ペットボトル
書けなくなったそれもボールペン?
封筒は気まぐれに便せんと名前変更できない
ペットボトルはまとったペットボトルを脱ぎ捨てられない

************(以下、次回手を入れる)
創造主よ
名前のない
見ても首をひねるばかりの
人の手で分類されていない
ことばを持っていない
そんな
なんでもないもの

2018/5/1(TUE)
一面の雪野原を見ている
目にジワーッときて
おれはおれの名前を消したくなった
アソなにがしという名前だけでなく
ヒトという名前も

目の前にボールペン 封筒 ペットボトル
ボールペンは書けなくなってもボールペン?
封筒は便せんに名前変更できない
ペットボトルはペットボトルを脱ぎ捨てられない

名前のない
見ても首をひねるばかりの
人の手で分類されていない
ことばを持っていない
そんな
なんでもないもの



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