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骸骨人厭々日録
2004年7月
2004/7/1(thu)
目 撃 足立和夫
天の深い闇が
始めて火傷を負ったのは
いつのことなのだろう
夢みる人間どもは
それを星の光と呼んでいる
烈しく焼きつくそうとする巨大な炎
無限の火傷の痕を
膨張する闇はゆっくり呑み込んでいく
人間どもはいずれ消えるだろう
初出『詩の雑誌 midnight press』13号 (2001年秋)
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