Oct 09, 2007
お相撲さんの日々
入院中に、21才のお相撲さんだった人と親しくなった。「たにまち」なんて不慣れな言葉も使ったりして。
故障をして相撲はやめたが、彼のたにまちは恐ろしいくらい金持ちのようだった。
彼は六本木、千葉で「キャバクラ」従業員100人の社長であった。
そして退院したら「ドバイ」に行くのだそうだ。
「またわり」をしながら、彼は「遊びにきていいよ」と言った。
中学校で150キロもあったら、人生観もおそろしくちがうだろうなあ。
色川武大の「あやしい来客簿」に、でてくるお相撲さんのことを思い出した。
日本で一番強い女はお相撲さんの奥さんかも知れない・・・・そんなことも思った。
彼の糖尿病は、一気にインシュリンを打ったら危ないようで、二回にわけてやっていた。
それも途方もない量で。
相撲の世界しか知らないというのは、なんというハンデだろうと自分の世間知らずを棚に上げて思った。
退院して、入院中にTVで流れて「あっ」と思った若い相撲取りの「変死」が「リンチ」だとわかった。
感は的中した。
こういう世界はなくならないものか。
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