Mar 29, 2006
椿だってお日様は好きですよ。
「あのう」と言ってその女性は入ってきた。「椿におくわしいんですか?」
「そんなことないけど・・・」
「家のちょっと日陰にあたる所に植えたいんですが、それでも咲いてくれますか?」
「椿だってお日様は好きですよ。
まあ、つぼみが少なくなると思うのですが。」
「いろんな椿があって・・・」
話してみると、なかなかしっかりした女性だ。
椿のこともそこそこ知っている。
おばさん共同体には、入れなさそうな・・・・・。
ちゃんとそこに植える木を、考えているふうで、メモまでとっていたが、そのさきがわからないと言う感じだった。
展示場のおばさんは言った。
「何でもいいんですか?」
「じゃあ、これをさしあげましょう」
「えっ、いいんですか?」
「いいですよ。普通の園芸店には出ませんよ。コレ。
『白拍子』っていうんですけど。」
実生がいっぱいあるのに見栄をはって一番、好きな挿し木をあげてしまったわたし。
つばき界のドンとお知り合いになってから、わたしは少し強気です。
たびたびの問い合わせに「なんでも教えてあげるから、あそびに来なさい」とまで言ってくれたので、いまや気分がハイなのです。
でもね、一本にこめられた情熱ってすごいのよ。
とくに椿は・・・・・。
Mar 24, 2006
かたくりを見たよ。
一昨日のニュースでライヴ・ドアの副社長の死についてあつかっていたこと。スーツの両ポケットにあった針葉樹の葉がカイヅカイブキだとわかったらしい。
先日は、山にある針葉樹という漠然とした学者の話に「山じゃないだろ。
カイヅカイブキかコノテガシワみたいじゃん」と厳しい突っ込みをいれたわたしはにんまり。
カイヅカイブキは畑にはない。
害虫を媒介するからで、人家とか公園にならある。
「事件なら、そこであったはず」だと思う。
この件はここまで。
今日は、晴れてたらカタクリを見に行こうと思っていた。
ちょっと早くても、カタクリを見るのは嬉しい。
千葉の自生地は、随分減っているはずだ。
ゴルフ場、飛行場。
などなどによって。
ミズバショウの自生地はなかったはずだが、植えてあった。
遠いけどここが植物園ならいいのになぁ。
昨年はサクラが満開だった。
今年は、そ○うで桜餅と「吉野桜」なるものを買ってきた。
かたくりを見たよ。
一昨日のニュースでライヴ・ドアの副社長の死についてあつかっていたこと。スーツの両ポケットにあった針葉樹の葉がカイヅカイブキだとわかったらしい。
先日は、山にある針葉樹という漠然とした学者の話に「山じゃないだろ。
カイヅカイブキかコノテガシワみたいじゃん」と厳しい突っ込みをいれたわたしはにんまり。
カイヅカイブキは畑にはない。
害虫を媒介するからで、人家とか公園にならある。
「事件なら、そこであったはず」だと思う。
この件はここまで。
今日は、晴れてたらカタクリを見に行こうと思っていた。
ちょっと早くても、カタクリを見るのは嬉しい。
千葉の自生地は、随分減っているはずだ。
ゴルフ場、飛行場。などによって。
昨日の日記。(淡谷のりこと「ひきこもれ」
二匹の犬は、最近ニート風、なので餌の量を減らすことに決定。あざみの肥満はは特に、医師からレッドカードがでている。
日曜日はまた、犬のおじさんがきて「ささみジャーキー」をやるので、本気で怒ってしまった。
それなのに、おじさんは来たとたん「いくら飼い主に似るって、いってもなあ」とあざみとわたしの体型を揶揄して、そんなことをやったのである。
ほとんど侮蔑だね・・・・(ぶつぶつ)
傷ついたわたしは自分のためにも、散歩を必死でやらないといけないのだが、なにしろ二頭の力はなかなかで、動くな早すぎる・・・という散歩になって能動的ではないのだ。
その後、芸は覚えず、なのに襖をあけると椅子にのぼって座っていたりする。
先週あたりから、わたしはあざみが誰かに似ていると思っていたが、今日、それがはっきりした。
亡き淡谷のりこ女子である。
首のあたりはとくに。
夜半から吉本隆明「ひきこもれ」を読む。
他人事とは思えない。
そのあとは「ヘッセの読書術」の予定。
ちょっと図鑑から離れてきた。<春だから
*犬に齧られた眼鏡を作り直さねば。
乱視が進んでいそうなのだ。
Mar 19, 2006
政府がなんと言おうと「世間は不況」
先だって市の新しい図書館を、覗きに行ったら車が長蛇の列。なんということはない、歩いていける距離に図書館がないってことです。
わたしの知見では、政府がなんと言おうと「世間は不況」なのであり、不況なかぎり「心理学と占いと霊の話のたぐい」は、流行るんだというのは長く図書館に勤務していた方の弁。
図書館の中もそんな本がいっぱいだったりして。
で、TV番組などもその傾向があって、その説は頷けるなあとおもいます。
と、これが前置き。
実は、今日も椿を見に行ったとです。(ヒロシ風)
でも毛虫がいっぱいいて、逃げて帰ってきました。
帰る駅で久しぶりに本屋に立ち寄ったら、岩波文庫が並んでいました。
まさに「をゞ!」でした。
で、買ったのは佐藤愛子の「あの世の話」っていう文庫でした。
この著者の本は一冊しか読んでいなくて、それもリサイクル屋の美子ちゃんにすすめられたもの。
当時、わたしはマンガの「わさび」にはまっていて、貸しあったりしていたのでした。
佐藤愛子を買ったのも初めてなら、こんなタイトルのも初めて 。
しっかし生年が大正12年ってすごいなあ。
そういう人が語る「あの世」って、どんなんかーと思いません?。
そして、ちょっと読んだらわたしの大嫌いな小田普という心理学者の悪口が書いてあって、ここで買いが入ったわけです。
こういう本は(多分)図書館で借り、使いまわすのがいいんだと思うんだけどね。
あ、寄贈という方法もあったな。
Mar 18, 2006
お久しぶりです。
うろうろ春の仕事をしていたら、どんどん日にちがたつ。種まき、堆肥をまぜたりいろいろいろいろ。
チャペックの「園芸家12カ月」の、三月をやっています。
おまけに今年は、ミズバショウを貰えちゃう。
ザゼンソウもあるのに。
おばあちゃん達が「へー、これがあの。歌だけは知ってるけど」なんって行って通ります。
今日は、絶滅危惧古品種の「旅枕」という椿をどうぞ。
これから一番楽しい作業、「発芽」の確認にいざ・・・・あら、夜だね。
Mar 08, 2006
おなじみになった椿の生産者さんに
おなじみになった椿の生産者さんに、品物がつくのが遅いので問い合わせをした。注文の確認の時には、お酒をのんで機嫌よく聞いてくれたのだが、様子が違うとおもったのだ。
案の定、今朝方おじさんが亡くなって数日前に息子が気胸で入院したという。
無理を言うわけはない。
先月までは都内のデパートなどで、椿を売っていたのだ。
疲れた身に、それは「おつらいこと」とか「どうぞごゆっくり」とか「ご愁傷様」とかわたしに、似合わぬ言葉が出た。 そんな年なんだよなあ。
高校の同窓会の知らせが来たが、素行も悪かったし行くのはやめよう。