Jul 18, 2005
キャロル・キングの腕は長いと思った夏の日
昨夜はなかなか寝付かれなかった。それで調べものをしていると、母のところにやった「フランクリン・アラタマハ」という常緑椿のもとは、いまや世界に一本しかなくて、保護も危ういと知った。今あるのは、すべてその子や孫たちだという。
蕾がついていたはずだ。
そう思うとまた、眠れなくなった。
やっと眠った朝の夢は、不思議だった。
昔の木のお風呂に入って、浴衣を着て(左前に)出ると、へっぽこさんがいた。
ちょっと古っぽい作業服で、丁寧な挨拶をして一緒にでかける。
夏の風物がめぐる。
昨夜、漱石についてのエピソードを読んだためか、「夢十夜」を思い出したためか。
畢竟、わたしという奴はこういう夢をよく見るのです。
咲き出した夏の花々の手入れをしようと思っていたが、あんまり暑いのでキャロル・キングのDVDを見た。
声は変らないが、腕が存外に長いと気づく。
ブーツを履いてピアノにかけ上る、キャロル・キング。
似合わないなぁ。
スタンディング・オベーションののちに歌った歌は意外でした。
ピュアな印象はかわりません。
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