May 30, 2005
ヤマボウシ
アメリカハナミズキと、ヤマボウシが混戦模様だった。アメリカハナミズキは、アメリカ、ワシントン、ポトマック川のサクラと交換したものだ。
以前おじさんにその話をしたら、おじさんは「割に合わない交換だ」と言った。
アメリカハナミズキは、ヤマボウシよりいくぶん早く咲き、白のほかにピンクがある。それがカギと言えばカギだと思っていたら、先だって、ついにピンクのヤマボウシを見てしまった。
アメリカハナミズキとヤマボウシの混交種に違いないが、菓子屋の店先に活けてあったのだから、樹形はわからない。ついでに、菓子屋のおばさんは「近頃はアイノコが多いから」と近所のフィリピンの女性のことを話し出した。
わたしは、アメリカハナミズキの大木を見たことが無い。
ヤマボウシの大木は秩父で見た。
直立よりむしろ横にはる感じの枝振りで、せり出した枝の上が白く、さながら季節外れの雪をかぶっているみたいに見えた。
遠くからで、それがわかるくらい立派だった。
僧兵のかぶる頭巾にたとえた山法師の名はそこから来たのだ。
去年、森林インストラクターの方から、実が食べられると聞いた。食べるとなかなかだった。
秋に結実する。
この花に見える総苞が尖っているのがヤマボウシです。
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