May 21, 2009
病友と長い話をした。
友人や、恩師がくる。みんな結構上機嫌で話してゆく。
いままで男性は3名しかきていない。
女性はすでにたっぷり来ている。
なんとなくお風呂にはまだふれないが、もうじき開風呂式をやる。
それぞれが、水着を用意しだしている気配もありまして。
住宅街で露天風呂ってちょっとスリリングよね。
それはさておき、今日も病院で親しくなった「友人」がきた。
話題はころがりさんざん笑って、落ち着いたところは亭主の悪口だった。
いまのところうちに来て亭主の悪口を言わない人は、 バツイチのKちゃんと未亡人のSさんしかいない。
この会話に使うダイニングの、どこかになにかが取り憑いたように、 ここではみんな亭主の悪口をいう。
その亭主の描写の巧みなこと、さばき方の見事なこと。
そして自在さは、時に感動的でさえある。
聞いているとその人(亭主)の印象がどんどんはっきりとしてくる。
もしも会ったら困るようなことは言わないでと思いつつ聞いていると、 それが昂ぶった時の合図のように危ない方向にむかう。
浮気だ。
夫はまじめに浮気をするらしい。
その女性のイメージをこわすと、妻から割烹着をとりあげたりするのだ そうだ。
「ねえねえ、それってメイドカフェに行くみたいなの?」
「そうだと思う。」割烹着を取り上げられた妻は言う。
「男ってそうなんだろうか?」
「そうみたい。」
「・・・・・・」
「それに頑固なのよ」
割烹着は一生着られないみたいだ。
ふっと気がつくと4時間たっていた。
彼女を送っていったバス亭で、「生まれ変わってきたらどうする?」と聞いた。
最近はこの疑問が、わたしの頭をしょっちゅうよぎるのだ。
食べ物のちゃんとある今が、世界でどれほど幸運なことなのか。
いきなり「○○ちゃんに捕まるヤゴだったり・・・・」彼女が言った。
テーマは深刻だったが「恐怖~」と二人で一緒に言って、バス がくるまでヤゴのまねをした。
バスに乗るとき彼女は「結婚は格闘技よ」といった。
その一言がかっこよかった。
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