May 06, 2005

植物の本を買ってみた。

八坂書房はおもしろい。
とくにプリニウスの博物誌を出してから、注目していた。
植物関係の本は花占いなどを除いて、結構「当たり」です。
高額なら平凡社。この出版社は荒俣宏がいたくらいだから、お勧め。
ただし荒俣宏の文章は、好みではない。(きゃー。えらそーっ。)
で、本だが、今まで買った事が無いような高価な本を古本屋で買った。衝動買いというのは、ビンボーな人がするのであって金持ちのソレは、衝動買いとは言わない。
で、当然のようにビンボーなわたしが買った本は、平凡社からでた「植物精選百種図譜」という。
荒俣宏が監修している。
しかも400部しか出ていない。日本に金持ち+衝動買いは400人だろうか?内訳を知りたい。


ところで荒俣さんは昨年、体調もよろしくないという理由、でオークションでグールドなどの絵を数枚売った。売り食いじゃないか・・・ふと、そう思い、かなり哀れに思えた。ところが立ち上げたばかりのオークションで、胴元が良くないので、すぐやめてしまったのだ。
わたしは、6000円のグールドを惜しんで買わなかったから、未だに悔やんでいる。


でも、どうして、こう行く先々に荒俣さんがいるのか?
結構、悔しい。罠にはめられているみたいだ。
彼の本を読んだのは一冊だけで、みすぎよすぎで書かれたような本だった。それなのに、図譜の編集となると「荒俣宏」だ。
まあ、それは日本だけの話で、外国のサイトに行けば、日本のけち臭いサイトより、はるかに立派なボタニカルアートは見られるのだが・・・・・。
でも荒俣さんに、これは、こうよ・・・と言われたくない。そんな気持ちだ。


図譜は自分で読み解きたい。生意気ですが。


*この本を買ったのは友人たちが連休で、沖縄方面に行ってしまった と知ったからです。くやしー。 torew クロッカス
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