Dec 16, 2005
恐ろしく寒くなってまいりました。
しかし毎年思うのですが、12月ってこんなに寒かったでしょうか。
去年まではもうちょっと暖かかったような気が…
たぶん気のせいですね。
失礼しました。
引き続き、拙詩集到着のお知らせや感想が、
毎日お手紙やメールで届いています。
ご詩誌やご詩集を送ってくださる方もおられ、
ニヤニヤしながら夜を過ごす毎日です。
みなさま、本当にどうもありがとうございました。
お手紙の中で、「この詩が良かった」と、作品名を挙げて下さる方がおられます。
それを見て私が嬉しく思うのは、
挙げられる作品名が、それぞれの方でみんな違うと言うことです。
いまのところ殆ど重なっていません。
これは良くも悪くも考えられることでしょうが、
私にとっては、ひとつの作品に評価が集中するよりも、
みんなてんでばらばらな作品を、
それぞれに好きになってくれたほうが、
なんだか嬉しい気がするのです。
詩句のほんのひとつだけでもいいですから、
その人だけが好きな場所を持ってもらえたとしたら、
ちっぽけな世界も、それだけ広がりが持てる気がします。
内容が少し薄いのでは、という感想もいただきました。
これは、その通りだと思います。
じつは、もっと濃密な内容にしようと思えば出来たのですが、
わざとそのようにはしませんでした。
あまりに濃い内容のものや、同じテーマのものをずらずらと並べると、
息が詰って読むのが嫌になると思います。
私が他の人の詩集を読むときも、
そのような内容のものに遭遇すると辟易してしまって、
途中で放り出したくなることがよくあります。
それを避けるために、重いもの軽いもの、長いもの短いものと、
出来るだけ色々な内容の詩を並べて、
詩集全体に流れが出来るようにしたつもりです。
そのために、自分で気に入っていた作品も、
流れにうまく乗らなかった場合は、
泣く泣く切ったものもありました。
それが良かったか悪かったかどうかはわかりませんが、
このような形にしたことを後悔はしていません。
しかし、もしまた詩集を作ることが出来るならば、
今度はちょっと違った形になるかもです。
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