Aug 22, 2005

昨日は

PSPクラブの合評会でした。
今回は各メンバーの作品のレベルアップが印象的で、この人の今まで読んだ作品のなかで一番好きだと言える作品(特に白井さんと手塚さん!)がいくつもありました。
個々の前進を感じると共に、置いてけぼりにされないよう頑張らなくては、と思わせられた一日でした。

今回の合評会には宮越妙子さんが参加されました。
ポエケットで一度ご挨拶させてもらっていたので、お会いするのは二度目です。
ご高齢ながら底抜けに明るい方で、生きるを楽しむにはこうすればよい、と体現されているような方です。
提出された作品は、作者の胸に今も息づく六十年前の満州の風景と感懐を表した「幻の国」という作品。
そこに描かれた紛れもない真実と想いには、私ごときの者から評する言葉など出てこようはずもなく、ただ鑑賞し、感じ入るだけでした。

桐田さんから、清水燐造さんのブログで紹介されていたポエムカードを頂きました。
とても美しいものに仕上がっています。
桐田さんのは「2月の歌」という作品で、記念すべき第1番目!
そして桐田さんは、私がブログに渕上毛錢のことを書いていたのを見て、詩学2000年6月号「渕上毛錢特集」をご好意で貸してくださいました。
内容を見るとアンソロジーはもちろん、対談や論考がふんだんに掲載されています。
毛錢について書かれた文章を私は殆ど読んだことがなかったので、これは興味津々です。

そして合評会後の飲み会には、久々に久谷雉さんが登場しました。
久谷さんは日曜日にバイトが入っていて、なかなか会に参加できないということ。
それにしても相変わらずエネルギッシュな人で、声の大きさはやはり群を抜いていますね。
私のブログを読んでくれているということでした。
うれしい!

それにしても飲み会で痛切に感じたことは、詩に対しての私の無知さです。
私以外のメンバーは詩をすごく研究し、愛し、たくさんの詩人の名前を出して論じ合うのですが、私はほとんどついていけません。
私も少し勉強して、論ずるには行かないまでも、みなが話していることを理解するぐらいにはならないといけませんね。
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