Feb 03, 2006
あっというまに、
2006年も一ヶ月が過ぎてしまいました。まだなんにもしてないのに…。
歳をとるごとに時間が立つのが早くなります。
ふらんす堂さんのホームページで、
「詩のリレー」という企画が始まってますね。
7人の詩人さんが次々と詩をアップしていくのですが、
詩の本歌どり、ということで、
前の人の何処か一行を必ず取り入れて詩を作らなければいけないそう。
そして一発目の詩を手塚敦史さんが書いています。
とても流れの気持ちよい詩で、いろいろな語句をちりばめた作品ですから、
次の人は結構とりやすいのでは。
しかし聞いたところによると、前の人の詩が掲載されたあと、
次の人は、二週間で詩をアップしなければいけないということで、
制約があるなかで書くのは大変だと思います。
私は一ヶ月かかって一つ書けるかどうかなので、
いやいや、恐れ入ります。
最近自分の詩にマンネリを感じ始めて、困っています。
ひとつ書いて、そのときはいいのですが、
しばらくしてから読み返すと、
前にも似たようなの書いた気がするなあなんて、
するとつまんなくなって、推敲する気になれません。
スタイルを少し変えてみることも考えるのですが、
無理に変えたスタイルは、他人の仮面をつけているようで、
やっぱりすぐにつまらなくなってしまうのですね。
悶々とした夜を送っております。
書きたいテーマは幾つかあるのですが、
それをどうやって表現すれば一番いいのか、
詩でいいのか、詩だとしたらどんな形でやればいいのか。
昔、漫画家の故手塚治虫さんがテレビのインタビューで、
「ああ、本当に僕は絵が描けない。アイデアは売るほどあるんだ。
でも僕にはそれを漫画にする画力がないんだ。
どうして僕はこんなに絵が描けないんだろうなあ…」
と、顔はいつもの笑顔ながらも、非常に辛そうに語っていたのを思い出します。
あの天才にして、この苦悩…。
私がぽこぽこと躓くのは当然のことなんでしょう。
ま、気長に書いてりゃ、そのうちいいのも書けるでしょ。
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