Apr 20, 2008

僕の思ういい男

 前から云っていますが僕は奥田民生や河島英五のファンです。全然ちがう2人ですが、男のしょうもなさや情けなさを深く感じているから彼らは結果的にすごくカッコいいのだと思います。
 僕も弱虫の男子なので、どうやったら憧れの二人に近づけるかなと思っていますが、結局とりあえず生きてみて色んな情けなさやうまく行かなさを感じてそこに沈静するってこと。その深さを体にしみこませること。さらにそういうあれやこれやを吹っ切って「やるときはやるってこと」。
 この最後の行為というか決断が僕はなかなかできません。けれど思い返すと彼らのまっすぐさは父性と意外なほどの繊細さ=母性からできていると思います。僕自身介護の仕事に就いたとき、まめまめしく世話や洗濯をやっていたら、「丁寧だ」「お母さんみたいだ」と同僚からからかわれ?ました。けど、際限なく丁寧だとしんどい。
 お父さん見たいってのは云われることがあります。よく子どももいないのに、「お子さんいらっしゃいますね?」といわれます。まあもう30過ぎだから仕方ないけれど。けっこうお節介ですね。それが実は父性の正体です。実は僕の父もそうですがえらそうにいいたがりなんですね。鍋奉行とか。僕もそうです。それが理屈っぽいのでいやがられます。しかし、うちの親父もそうなんで非常にガキっぽい。だからお節介なんです。見守っていて落ち着いているようで気が気ではない。実は心の中に少年がいるのが「父性」かなと思います。
 最初の2人にもどるとやはり少年のように一途なのを照れくさそうに隠している。それがいい男の正体かなと思います。自分もそうなりたいなあと思います。40過ぎてアジア放浪とかライブとかそんな体力もないし、そもそも彼らはアウトドア派。僕めっちゃインドアじゃないですか!結局僕はうじうじ男らしさにこだわっているだけなのかな~
Posted at 11:23 in nikki | WriteBacks (0) | Edit
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