Jan 21, 2008
おしっこの詩
本日日曜は実習の中日で、休み。久々に昼寝して疲れをとる。詩人金子光晴についてNHKが特集を組んでいた。金子の息子が徴兵を逃れ、金子も大東亜文学云々の会を脱退して、夫婦と息子の3人で田舎暮らしをしながら、家族みんなが書いた詩をまとめた詩集「三人」が発見されたニュース。へえと思う。けれど、実習の記録を書かねばと思って、テレビを消した。
今、老人の介護施設で実習していて、トイレ介助もある。そんなだから、どうしても広東の女が普段食べ物まで入れている洗面器におしっこしている場面を書いた「洗面器」という金子の詩が思い出される。
金子がその音に耳を澄ましている感じと、私がトイレ介助について老人のおしっこの音が聞こえてくる感じが重なるような気も。そういう読み方って、変かな。けれど、おなら、げっぷ、歯軋り、様々な音を人間は出すが、おしっこが何かに当たる音には、なにか安心してしまうくすぐったい感じもあったりする。ちゃんと排泄できるってのは健康だし。
Edit this entry...
wikieditish message: Ready to edit this entry.
A quick preview will be rendered here when you click "Preview" button.