Apr 21, 2007
カーペンターズ
僕はカーペンターズは、なんかつまらんなと勝手にイメージしていたんだが、今日、カーペンターズの関係者にインタビューして構成された番組がNHKでやっていて、「青春の輝き」が流れていて、あ、けっこういいなー、奥が深いなあと思いました。何となく、関係者は事の真相をいっぱい隠している感じはあったのだ。彼女と話しててボーカルのカレンさんの死因は、やっぱり「自殺」じゃなかったのだろうかと話していたんだけど。そこは、スラーと流されていく感じで。
だけど、「青春の輝き」は、そんなことを入れても抜いても、当時のカーペンターズとカレンのやるせなさや喪失みたいなものが、表れていて、正直な歌だなと思った。何でも、歌詞を書いた人と、カレンがツアー先のホテルに舞台から、夜中帰ってくるときに、色々話したんだって。ずーっと、旅先だから、精神的にも疲弊していて、ホテルのドアがずらーっと並んでいるのを見て、ホントに参ったみたいなんだな。そういうこととか、よくわかるような気がして。とにもかくにも、心を打たれたました。そういうくらーいことだけじゃなくて、何かホンマやなあと。普遍的だなあという感じがいたしました。
ちなみに、彼女は摂食障害で亡くなったとなっているのだが、自殺説は、どうも調べてみたら、ブランキージェットシティーの人も云っているみたいで、あながち変な類推じゃないなとも思いました。少なくとも「自殺的」な死への過程だったろう。きっと、自殺ってことになると、いかにも青春ポップスという商品イメージで流通しているから、不都合なのかもしれないなと。
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