Sep 22, 2006
自主活動、吾妻ひでお
デイケアに行きました。昼は職員さんと仕事の話を1時間くらいしました。午後から自主活動だったので(自主活動というのは、音楽鑑賞とか自分でメニューを決めて時間を過ごすのです)、なぜか、勘で橋本治「これで古典がよくわかる」を持ってきていまして、読書することにしました。家より、なぜか集中できました。橋本治も難しい理屈を云ってない。というか中高生が読む感じ。「ひらがな日本美術史」みたいな感じ。学校で教え込まれたごちゃごちゃした歴史をぽんと再整理される感じでよかった。なぜ和漢混交文が生まれたかとか、ただ教えられたことではわからない結構な難問についてさらさら書いています。また暇なときに続きを読もうと思いました。職員さんが私の薦めたジョアン・ジルベルトを聴いたとのことでなによりでした。帰り本屋によって、吾妻ひでおの「うつうつひでお日記」と奥田英朗「イン・ザ・プール」を購入。吾妻さんのは「失踪日記」が面白かったので、買いました。文庫「イン・ザ・プール」もう六刷もいっているのですね。吾妻さんが「イン・ザ・プール」面白いと本に書いていたので、面白ければいいのですが。吾妻さんのはごろごろしながら、読むのに丁度いい。残念ながら彼の他の作品の多くを読んでいません。内容は寝れなくて、夜中に寝てちょっと働いて、笑っていいとも見てアイス食って、昼寝して、仕事があまりなくて、散歩して本屋行って、帰って寝てテレビ見ての延々と繰り返しなのですが、必ず一日一冊本は読んでます。だるーい日常が他人事に思えなくて、しかもなぜかその繰り返しの不条理にちょっと笑えて。すごいっすね。読了しました。最近笑いに飢えてます。奥田さんのもなんか笑えそうな予感がします。予感ですが。
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