Sep 08, 2006

年賀状に好きだと書いてしまうこと

 自分の運命って何なのかな、あまり考えない日もあり、考えるときもあり、今日というか最近はまた考えるようになってきたような気がする。自分探しってことかもしれないけど、そういってしまうとありがたみが減る。生まれるということはシオランの言うように「生誕の災厄」と思ってた節があって、今も肯定できているか怪しい。かといって、呪ってはいない。呪っている時期もあったけど。そういう中途半端という感じ。
 例えば自分のしたいこと、欲望、願望とは別に、わりかた冷静に徹底して事実だけ見てる自分がいる。これも誰でもそうかもしれない。昔、高校のとき、女の子に年賀状を出したとき、あろうことか「好きだ」と書いてしまった。普通書くか?書かない。でも暴走するときがある。もちろん、その子は冬休み明けから二度と口をきいてくれなかった。思いを伝えねばとなると歯止めがかからない時期がずいぶんとあったものだ。今はそんなでもない感じ。割り方、冷静な自分もいる。だから自分の思い込みだけでは行動しない。
 かわって、葛藤が増えるようになった。複眼的に見るので、色んな事情とか、境目とかがわかるようになってきて、対立する自分の気持ちというものがうまく出せない事がある。でも、ぼくの彼女にも、ぼくの、彼女に対する気持ちが、実はバレバレなんじゃないかと思うことがある。これ、恋愛のことだけではないよ。自分のしたいこと、おおげさにいえば、運命というもの、そういうものに対して、もごもごしつつ目の前のことを何とかやろうとしている。
 なんでも宿題になってしまうと辛い。未来にもごもごしながら向かっていくのだ。きっと色々あるだろうよ。
Posted at 01:22 in nikki | WriteBacks (2) | Edit
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