Sep 01, 2006
書評ー「淀川さんと横尾さん」
友人と話していて、思い出した名著。Uさん、実家に帰ったらありました。今度会ったらお見せしますね。
相手を好きになるというのが、嫌味にもならず、こんなにストレートに出ている対談というのはないのではないか?
ふたりがどんどん仲良くなって、人生、映画、美術、死生観、なんでも、淀川さんが受けて立ち、横尾さんが素直にいられるというすばらしい空間。
淀川さんは、魂で話すのだと思った。そこに横尾さんもいて、難しい言葉はほとんど出てこない。これ、本当に大切なことだと思う。
アートを愛するということがどういうことか教えられる。批評としてもレベルは高い。
「二人でヨの字」も対談中に決まったタイトル。
自然をめぐって二人の感性がどんどん高まっていく光景は圧巻。7年ぶりの再読。久々に読んでます。
あんまり新刊では手に入りにくいみたい。(mixiレビューに若干加筆)
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