Apr 06, 2006

献血デキズ

 朝から電車に乗ってエッチラオッチラ、カウンセリングに行ってきたのであった。冷たいけどさわやかな春風がふく中を。春がさわやかだと思ったのは、すごく珍しいことかもしれない。先生に、今のデイケアでのぼくの気持ちを話した。先生は、前のデイケアは、農村共同体的で、いろんな年齢の人に見守られていたので、子供のようにふるまえたけど、今のデイケアには、季節がら、新入生として入っていっているドキドキ、どう仲良くしたらいいか、そういう姿が見えてくるようですといっていた。それから、ぼくは、調子の悪いときに過去を振り返っていくことも、過去の再構成につながっていくといった。先生は、ばらばらな過去の点がつながっていくかもしれないといった。失われた関係は取り戻せないけど、今、昔持っていたCDとか本を集めることで過去の再構成をやってみたりしているといった。カウンセリングは二週に一回になった。

 帰り献血に寄った。なぜかふと、したくなったのだ。天王寺ミオで。でも残念ながら出来なかった。理由は、精神科のお薬を飲んでいるためだった。なんか薬のいるカラダが寂しく悔しかった。しかし、父からかかってきた電話で、父が、人の役に立とうとした心はすばらしいといった。ちょっと照れくさかった。父はたくさん献血しているので、ちょっと面白かった。父はすごく血色がいい。それで介護の仕事の求人を検索したりしていた。弟は4月29日にライブペインティングをやるようだ。

 今日もアマゾンから商品が届いていた。天才脳外科医の福島孝徳の「ラストホープ」があった。すごい技術で世界を飛び回り難手術をたくさんやっている。高校生で同棲をして、親戚に「医者になるかヤクザになるか」といわれた人だ。藤原正彦のように声高に愛国心をいわなくてもこういうすごい日本人もいる。まだ日本の医療制度への提言は読んでない。しかしすごい手術への思い入れだ。怖い気もする。どこからこういう気持ちがでてくるんだろうか。ぼくの父の二つ上だ。後身の育成にもあたっているが、天才亡き後はどうするんだろうという気もした。でも、いろんな人が、種を拾っているかもしれない。ぼくは献身的になれることにすごい憧れをもつ。でも自分を失いたくない。ぼくは人の役に立つだろうか。自分を見失わなければそれがまたできると思う。
Posted at 22:29 in nikki | WriteBacks (2) | Edit
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