Apr 05, 2006

「はじめてのやのあきこ」を聴く

 今日はデイケアの花見は中止となった。それで一日デイケアルームで過ごすことになった。花見がいけなかったのは残念だったけれど、おいしい弁当が食べられた。今度彼女と花見に行こうと思う。
 帰ってから疲れて眠って、阪神戦を見た。下柳が500試合登板を達成して、阪神が勝った。下柳はやっぱりすごい。インタビューのぶっきらぼうさもすごい。

 アマゾンから早くも商品が送られてくる。この早さだと、店に行って買うのがあほらしくなる人もいるのではないだろうか。でも、店頭にいって買う楽しみってのもあるもんだ。
  「はじめてのやのあきこ」を聴く。昔は、本当にすごい人だと思っていたが、今は、自分的には、等身大の矢野顕子が見えてきた。パッケージがとてもいい。ほとんど、他の人と共演しているミニアルバム。槇原敬之はいいところがでてなかった。小田和正は自分の世界で歌ってた。井上陽水はちょっとバケモノ度で勝ちすぎた。YUKIは矢野顕子の子供みたいなことになっていた。それぞれ自分の歌に出来るかで競っている感がある。そんな中でダントツにいいのが忌野清志郎である。この人は前は好きじゃなかったけど、「愛」を感じた。「一緒に歌おうぜ」の精神で、矢野も恋人のように楽しそうにハモッテイルのだった。こういう人が「一緒に歌う」楽しさを知っている人なんだなと清志郎を見直したのだった。矢野顕子くらいになると誰と組むか難しいのだろうし、色んなミュージシャンとコラボしているのだが、最近は民生とやったときとか、宮沢とやったときとかの新鮮さがない。たぶん矢野の勘が当たっていない。でも、清志郎とやったのは成功だったと思う。それと気鋭のジャズピアニスト上原ひろみとの演奏は成功していた。ちょっとビフォアーアフターみたいだったが、上原ひろみはスリリングな演奏をしていたと感じて、聴きたくなった。矢野顕子が同じ円の中をぐるぐる旋回しているのに対して、上原ひろみは音の波のダイナミズムを作れていた。
Posted at 23:38 in nikki | WriteBacks (2) | Edit
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