Feb 27, 2006
クラプトン、介護、詩
少しカゼがマシになった。鼻がマシになった。葛根湯を飲んでいる。それから、クラプトンの「BALLADS」を聞きながら、詩を書いたり、日記を書いている。 今日父と電話した。3月27日に祖母の七回忌があるそうだ。もうそんなに経つんだなと思う。おばあちゃんはやさしかった。かわいい人だった。とても謙虚で素敵だった。本当にかわいかった。父もおばあちゃんは大好きなはずだ。ちゃんとはわからないけど。クラプトンは抵抗があったのだが、今日の気分にはあっていたようだ。介護していたときの様子を詩に書く。むずかしい。介護や臨床の場面を詩に書くというのは難しい。特にそれを生業にしていると難しいと思う。なぜだろう。たぶんまだ、未開拓な分野だと思うし、からだを使ってしかも仕事をしていく暗黙知(M.ポランニー)の場面だからだろう。障害を特別なこととして書きたくない。いかに日常として書けるかだと思う。
だからずっと書かなかった。もうすぐ仕事を離れて4年になる。記憶が遠ざかっていく。次のステップのためにも書いておかなければと思った。
将来のことは長期的に考えようと思う。今日は少し寒い。なぜ詩を書いているんだろう。考えながらタバコすう。
それにしてもクラプトンのバラードがしみる。とてもやさしい。こんなにやさしかったっけ?
鶴見俊輔の「回想の人びと」を谷川雁のとこだけ読んでみる。くわしくないのだが、共同体の夢を実現しようとした谷川雁が強がりだったと言うのは沁みた。
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