Dec 19, 2007
ピアノのバットフレンジ交換修理
四月の引越しとともに、今まで住んでいたところに娘が一人暮らしとなって、当然ピアノもそこに置いてあるのですが、調律師さんが娘一人の家で一日中かかる作業に気がかりな気分があるようで、しきりに「お母さんも一緒に見に来て下さい。」と言う。家は近い(自転車で五分の距離)ので承諾する。
そういえば、ピアノを買ってから二十数年、調律師さんに会っているのはわたくしだけだったのだと気付いた。当然ピアノの解体現場を見ていたのもわたくしだけ。娘ははじめて自分(のですよ!)のピアノの中を見て、興奮気味になって「写真撮らせて。」と言い出した。それにつられてわたくしも写真を撮りました。
今回は毎年行う二時間ほどの「調律」だけではなく、一日がかりの大仕事「バットフレンジ交換修理」なのです。
・バットフレンジ新品に七五本交換
・その他、フレンジセンターピン交換
・ピアノ調律、全八十八鍵整音
いくらなんでも一日中いることもないだろうと、正午前に「一旦戻ります。終わる頃にまた来ます。」と調律師さんに申し上げたら、不安そうなお顔(^^)。まぁ、とりあえず作業は夜七時に無事に終わりました。来年からはまた普通の調律を繰り返すことになります。
そんなわけで、ピアノとの長い日々を思ったものでした。現在ピアノがある家に引越しする時には、ピアノを以前の家の玄関から出せず、一階の居間の一間分のガラス戸を外して、そこからクレーン車で引っ張りだして、引越し先の二階の部屋には男性二人、方向指揮の男性一人、計三人の力持ちの男性三人が手動で持ち上げて下さったピアノでした。娘はあらためてピアノへの思いに目覚めたようでした。めでたい(^^)。
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