Nov 17, 2007

シュルレアリスムと美術

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 十三日(火)はJR桜木町駅で待合せて、横浜美術館にいきました。「まさに快晴。雲一つない空♪」とうかれているわたくしに同行者は「あそこに小さな雲が。。。」と。。。

 展示された作品はさまざまでした。観終わってから「どうだった?」と聞かれても、一言では言えない。一人の画家の展覧会ではその流れに沿ってゆく見方ができます。しかし一つの時代に「シュルレアリスム」という思想のもとに括られたさまざまな画家の描いた作品の展示ですから、観る側は意識の転換を何度も繰り返しながら、作品を観ることになります。

 サルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、パブロ・ピカソ、ジョルジオ・キリコ、マン・レイ、アンドレ・マッソン、などなど、絵画と写真の入り混じった作品たちでした。絵の具もさまざま、立体表現もあり、という多様性でした。表現者たちはそれぞれに独自の表現のあり方を追求しているわけです。「シュルレアリスム」と括ってしまってよいのかな?とも思います。

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 例によって、一番気に入った作品は大事に観ます。今回は「サルバドール・ダリ」の「ガラの測地学的肖像」でした。「ガラ」は「ダリ」にとって大切な存在の女性です。その後姿、少しあらわな肩、首のひねり、などを「測地学的」に表現するとは、なんでしょうか?「ガラ」そのものが一つの地球だということかしら?うつくしい稜線のような肩ですね。

 横浜まで行きますと、美術館以外の楽しさも当然ありますね。美術館を出た途端にみた美しい夕焼け、そして海が近いこと。そこから中華街までの散歩。。。

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Posted at 03:19 in nikki | WriteBacks (0) | Edit
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