夏の陽も陰り
暑く疲れた太陽の日々が傾く
秋の夕暮れがきらめくころには
恋人のゆめ、来たりて
むしろこころときめくに
思いを託して歌を朗じめる、ひとのあり
ささやかな言葉たち、わが手のひらに踊りて
こころ染め抜く
秋に熟して、枯れるさまざまに色づく
そのものたちを、語りて
灰皿町で遊ぶ
夏の陽も陰り
暑く疲れた太陽の日々が傾く
秋の夕暮れがきらめくころには
恋人のゆめ、来たりて
むしろこころときめくに
思いを託して歌を朗じめる、ひとのあり
ささやかな言葉たち、わが手のひらに踊りて
こころ染め抜く
秋に熟して、枯れるさまざまに色づく
そのものたちを、語りて
四連目がとても好きです。季節が変わって新しい歌が生まれてくる、そんな期待感があります。
ありがとうございます!
一文のなかに秋の要素を詰め込むような、ひとつの形式を作ってみました。
夢のある世界が来てほしいですね。
古風な語り口の作品ですね。
そうです!
これを書く前に定家風の語り口を調べていました。