[HOME]

日録、風のなかで話しましょう


2006年8月

2006/8/18(fri)
中田島砂丘

浜松の沿岸、自宅から車で15分、中田島砂丘に行ってきました。
 
この地方は離岸流が多くて、泳げないので、海水浴客は居ず、ひとはまばらでした。外国から来た男女の若いたちだけが水着姿。大丈夫かな。
 
暑く、もやっていましたが、大きな波が波頭を成して押し寄せてくるさま、何かを貰ったような気がします。そのうち編集して画像を掲載します。




太陽は一杯でした。
 
 

2006/8/16(wed)
「何か詩を書きたい。」

と思うときは、多々ある。一方で詩を書くことが、果たして詩を書く理由であろうかと、頭の中で反駁したくなる。むかしのように、投稿の期限に迫られているわけでも、まして原稿の締め切りがあるわけでもない。しかしこう考えているときは、わりと多くある。
 
実際書いて良かったと思う詩や、往々にして結果的なものであるのだが、他人に評価してもらえた詩が書けたときは、うえのような精神状態ではないのだ。ただただものに憑かれたかのように、筆を走らせたというのが、本当のところ。一方で先輩の詩人に一度言われたことだが、詩は自然に頭に浮かんでくるようなもの。無意識のうちに創作されたものが、突然意識に昇るか、あるいは彫刻について言われるように可能な作品は、自分の創造性と言うより、木や粘土から掘り出すような行為であるのかも知れない。ただここでは「詩を書きたい。」という願望が先立っているのではない。
 
「詩を書きたい。」理由はなんだろうか。おそらくは「詩」に対する強いイメージ、心的な状態も含めて、そのようなものがあるのだろう。だからと言って詩が書けない時期は、誰でもあるようである。
 
実は毎日忙しい思いをしながら、少しだけ今日は若干の時間があった。(それで苦笑い。)書こうとして、実は一行も書けなかった。ぶつぶつ自分をごまかすのに、他人を牽き込んでいるわけです。
 
自分としては、結局、疲れているわけで、詩を書く膨大なエネルギーは今日は無し。寝ましょう。あーあ!
 
追伸、それにしても短歌とか俳句、短詩形の詩のかたがたは、お題さえあれば、さらさらと書かれる。「詩」を自己目的とせず、もう少し自分に素直に自分を表現して見ると良いかも知れない。

2006/8/13(sun)
静岡に来て、とにかく魚がおいしい。

今日もかつおの「刺身」。京都でも「刺身用」のかつおは売ってますけど、一般に「気持ちが悪い。」と言って、「たたき用」のかつおと一緒に火にくべます。ところがこの静岡のスーパーは「生食用」のかつおがあるだけで、たたきは他府県産のものがあるだけです。聞くと、昼間、御前崎で揚がったかつおが夕方にはスーパーの店頭に並ぶそうです。しかも安い。毎日食べています。
 
あとチリメンジャコは「生」、さんままで刺身で食べる。(料亭ではなく、スーパーで、ですよ。)
 
しかし、京都のおばんざいをテーマにした和食アラカルトの店舗も開いてますけど、売れ筋を見ていくと、なんと当地にあわせてメニューにしている「豚の角煮」がよく売れます。汗をかく暖かい地方では、やはり濃い味付けが好まれるようです。魚よりもご馳走はお肉のようで、鶏肉・鴨肉もよく売れます。
 
本日の賄い。
 
つみれ汁にしているのを片栗でとろ付かせた、揚げ出し豆腐のあんかけ。それとそのつみれを使った餃子。したがってニンニク臭くない。餃子の皮まで自家製にしてないとは思うけど、いやに薄くて、しかも破れず旨かった。(うちの料理人は、あまりに完璧に作るので、工業製品を使っていると誤解されて、気の毒なんですね。)タレは油分のない二杯酢。あとパセリの枝の部分の漬物。冬瓜の味噌汁。

 

 

 

 

2006/8/3(thu)
本日の賄い。マグロ漬けキムチ丼。

あいたー、車のドアで指を詰めた。
 
弟の経営するレストランから帰り際、大駐車場で弟が「おー!」と手を振るので、「オー!」と手を上げて返すと、そこにハードトップの自動車ドアが閉まってきた。ガラスとトップ(天井)の間に右薬指の先が。。。骨折してないと良いけど。
 
シップを貼って、お医者さんに行かないまま、行こうかどうしようか思案中。これ交通事故傷害保険の支払い対象ですね。でも事故の目撃証人が居ないから、支払うかどうか、問題。どうしようか?保険屋くずれは、こういうとき困る。
 
それにしても、右手だけ一本欠け打法で、よくキーボードを打ちます。クラッシックギターをやっていたから、指の機能分化が進んでいて、たとえば薬指と小指が別々に随意的に動く。だから"enter"や"shift"キーは小指です。
 
話のネタが少ないので、本日の賄いの話。
 
マグロ漬けキムチ丼。お客さんに出した切れ端を集めたものを特製の醤油ダレに漬け、キムチ(キムチの素も含め、自家製だと思うけど。工業製品的なものは大抵、板前さんたちは作ってしまう。)を和えたもの、堅い目のごはんの上に刻み海苔を敷き、そこに掛ける。小粒のゴマとわけぎの刻みネギを振る。
 
たれ・具がご飯になじんで、おいしかった。うな丼など典型的ですけど、むかしは蓋をしていた丼、この「なじむ」のが大切ですね。このあたりがプロの味かな。
 
サニーリーフ(水菜の幅広のもの。)と生茄子・トマト・スパゲティの刻みを合えたサラダに、かぶらの味噌汁。小芋!(湯を通しているのか?)・タクアン・人参・胡瓜の一夜漬け付き。静岡の冷緑茶。(これで多種な、においのある食べ物の嫌味が取れる。)。
 
副料理長に感謝!

 

 

 



BACK NEXT


エース