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日録、風のなかで話しましょう


2006年10月

2006/10/31(tue)
保険金不払い問題

損害保険代理業の仕事を20年近くしてきたので、良心的であろうとすると、黙するわけには行かないのだが、またも保険会社の保険金不払い問題。
 
テレビを見ていると、損保が生命保険まがいの不慣れな商品を売ること。お粗末な研修体制。営業本位。複雑化した保険。
 
私に言わせると、最大の一番大事な問題が抜けています。
 
熟練した代理店・熟練した社員が離職・退職してしまった。もしくは熟練したひとたちがいても、営業本位のために、もっとも肝心の保険サービスに専念できる体制に保険会社が無いこと。
 
こういう業界の体質を作ったのは、「私設の官営企業」と言ってもよい保険会社を指導している保険行政でもある。
 
おそらく今日テレビに出演されていた保険会社のひともうなずくであろう、このことは報道されない。
 
どうしてこの国は、等閑にふされてしまった問題には甘いのだろうか。判らないまま、だれも首を振り続けるしかないようだ。

2006/10/10(tue)
パトカー

 
最近は仕事のパターンの都合で、昼は賄いでプロのご飯を食べて、夜は12時前から深夜スーパーに行って、何かを買って、夕飯を済ませています。
 
毎夜、決まっていくようになったのが、浜松駅の東部の和田、大きなJR架線橋を南から北に渡ったところにあるMaxValu。関西では店舗展開がそれほどではないけど、よく私が京都で通っていたイズミヤというスーパーの、桂坂にある倉庫のような建物、「デイリー・カナート」と言ったが、そんな感じです。格段に違うのは、有り余る土地を利用した、大駐車場でしょうか。
 
さて本日の珍事、その架線橋の手前の四ツ辻でパトカーが私の前に、入り込んで来ました。しばらく追従して行くと、信号手前で左折のウィンカー、しかしいざ出るときには合図を消して、架線橋に入っていきます。「何だろう。」と思って、付いていき、深夜スーパーに入ろうと、私が右折の合図を出すと、相手(パトカー)も急に右折の合図を出して、急エンジンブレーキ。
 
パトカーはおなじサイズのボディーでも、すごい排気量のエンジンを積んでいるので、エンジンブレーキだけで大きな制動がかかります。「危ないなー」と思い、パトカーの進路から外れたくて、広いスーパーの駐車場内を大回りして、入り口に近いところに停めると、前からパトカーとすれ違うことになります。
 
えらくひとの顔を見ると思って、パトカーの行き先を見ていると、ぐるっと大回りしてまたひとの顔を見ていきます。
 
結論的に言うと、それだけ不審なら職務質問すべきではなかったか、と思う。思い当たるところはないし、この法律学と哲学で学位を取ったような、女の人には「ヘンクツ」とか「カタブツ」とか言われている人間を捕まえて。(別に逮捕されたわけではありません。念のため。)不可思議な感覚だけが残った。
 
以前の保険屋という仕事柄、警察官とはさんざん話す機会があったが(パトカーの自動車保険というのもある。)、京都府警のそつのなさと比べると、開けっ広げな当地の地域性かも知れない。よく解らないが、しかし何か、面白い話。平和な夜であったのは、幸い。
 

2006/10/7(sat)
「中秋の名月」と「不快事」

 
全国的に天気が良くなかった昨日、そして12時すぎ、この浜松では少量の雲はあるものの晴れ上がって、澄み渡った夜空に満月が煌々と輝いていました。「少し得をした。」とても良い気持ちで月光浴をしたあと、深夜スーパーへ。
 
ところが無残に気持ちを打ち砕く連絡。一方的な連絡で、ひとのことに立ち入って、まあー、偉そうに。ことの些細は、ネットだから書かないけど、あなた、反省しなさい。あなたに、私の自治に口はさむ権利はまったくないのだから。なにしろ私がこんなこと、ここで書くのは初めてなんだから。ケガラワシイ!
 
一般に何事も批判してまわったり、他人のことを言いふらしているひと。それでいて自分が都合が悪いことを言われると、烈火のごとく怒る。こういうひとの最大の欠陥は、批判している、当のことを自分が一番問題として抱えている場合が多いということです。
 
「他人を批判していると、相手に似てくる。」とか、文学的にも政治的にもこれは真理のようです。まあ、人生知でしょうか。(0:50AM)
 

書き込んでから、後悔する。

 
この日記は、投稿の形式で、管理者でない私のほうでは削除できないですね。
 
ともあれ、驚き入っている閲覧者のみなさんには、うえの文からは、
「世のなかは、キレイごとで成り立っているのではない。」
「しょうも無い心理的戦術を労するやからは、数多いる。」
ということを読み取ってください。
 
単純に怒るのも、相手に乗じられているとも見える一方、「怒り」という感情にも、
「こんな手を使う相手を受け入れてはいけない。」
という真実、これも「人生知」が潜んでいるわけで、それぞれに正当な理由があるのです。

(1:30AM)
 

2006/10/2(mon)
夏服・冬服


 
この時期、少しくいらだつこと。季節の話題。
 
もう本当に少し動くと、汗をたらたら流す毎日。西暦の10月になると、みんな半袖から長袖。うえに一枚、コートなりジャンパーを羽織ります。
何でぇー!
 
先日は高市早苗さんが閣僚就任の記者会見で大汗をかいていた。勝った力士さんの会見みたいに、もう少し待って用意が出来てから、なぜ出来なかったんだろう。
 
私なんか、午後1時から3時前になると発熱するATM相手に大格闘。大汗の溜りをATMの画面に造ってます。何が哀しくて上着を被るのか。何がクールビズだ。それで居て、半袖だと白い目で見られる。
 
要するにアドレナリンと血潮の無い人間ばかりが、平然としている世の中なんだろうか。少しは待ち行く外人さんたちを見習え、と言いたい。とにかく習俗に枠をつくりたがる日本人。こういう素朴なところにも出てるんですね。

 
 

訂正

「少しはまち行く外人さんたちを見習え、」

2006/10/1(sun)
"Google Earth"

 
を始めました。さまざまな時期の衛星写真を組み合わせているために、大変おもしろい現象が起こります。
 
約2年前、引っ越すまえ住んでいた京都のマンションの駐車場を見ると、現在、浜松で目の前にある私の自動車がいまも停まっています。何か変だなー、という感じ。
 
また地方都市や一部の地域の画像はまだ鮮明ではないようです。例えば浜松では街路を走る自動車までは見えません。沖縄の那覇は雲がかかっていました。徐々に改善していくそうです。

アヌッシャ・アンサリさん

いま昨日スペースステーションから帰還した、アヌッシャ・アンサリさんのホームページとブログを観ていました。ステーションからの彼女のステートメントが動画で聞けます。このひと、女性としても、人間としても魅力的だし、民間の宇宙旅行の実験に賞を作ったり、桁違いの活躍ですね。
 
http://www.anoushehansari.com/

タグが抜けました。訂正、追記します。
http://www.anoushehansari.com/

※9/30にポストしたものを再掲。着陸は9/29です。



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