201-2きみは罫線がないと書けないのか罫線にしたがって笑おうとするのかきみのことばも罫線を頼りにすれば安全だとでも?そんなノートでなくルールのない果てしのない落書き帳に挑む白紙の浜辺踵をつぶした靴を脱いで夕日のかけらを探す足あとがいくつもある中をきょうにはきょうの付箋を貼っておこう思い出すかもしれない日のためにあしたにも予約しておきたいのだが不意打ちにも意外なであいがありそうだ
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