ここでは、見たいと思ったり、行きたいと思ったり、教えていただいたりした、 各種イヴェントの情報を紹介します。 予想からいって美術展と人形やフィギア関連(^^;が中心になると思いますが、 映画、演劇、テレビ番組など、ジャンルをとわず気になったものをメモしておきます。 詩の関連の催しは「あざみ書房」の「詩のイベント情報」のコーナーに載せていますので、 そちらをご覧下さい。。。 行ったり見たりしたものには、たまに短い感想コメントを書くかもしれません(予定)。 ○ 「日本美術解剖学会・設立記念大会」 於・東京芸術大学・美術学部・中央棟1階・第一会議室 2010年1月9日(土) 10:00 若手研究者の発表 13:00 講演・シンポジウム 参加費用 1000円(学生500円)・会員無料 詳細はリンクページをご覧ください。 ●「オルセー美術館展」 於・世田谷美術館 2009年9月12日(土)〜11月29日(日) 10:00〜18:00(月曜休館) 詳細はリンクページをご覧ください。 ●DOLL SHOW 26 秋 於・浜松町都立産業会館 2009年11月1日(日) 11:00〜16:00 ●「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」 ウィーン・ミュージアム所蔵の19世紀末絵画120点を展示する展覧会。 北海道から福岡まで全国4個所を巡回する企画です(詳細はリンクを)が、 東京での展示期間は以下に。 【会期】平成21年9月16日(水)〜10月12日(月・祝) 【会場】日本橋高島屋 ** いってきました。 先頃みたベルギー幻想美術展でも、このウィーン世紀末展でも、 目玉となる著名画家以外の作品が充実していて、 彼らの作品の背景にある同時代、同地域の、 絵画シーンの雰囲気というのが、 より具体的に伝わってきました。 絵葉書はクリムトの「悲劇」(1897)です。 ●渋谷Bunkamuraミュージアム 2009年の展覧会スケジュールです。 1/2~3/22 20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代 4/4~6/7 国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア 6/13~8/16 「だまし絵」展 イリュージョンを楽しむ 9/3~10/25 ベルギー幻想美術館 クノップフからデルヴォー、マグリットまで 11/10~12/23 ロートレック・コネクション 10:00〜19:00(入館は18:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで) 展覧会開催期間中無休 ** 「ベルギー幻想美術館展」に行きました。 姫路市立美術館の所蔵品とのことですが、こんなにもってるのが驚き。 とくにデルボー、マグリットが充実してて、見応えありました。 4点のみのクノップフもよかった。 「「だまし絵」展 イリュージョンを楽しむ」に行きました。 展示内容紹介をわざと読まずにいったので出会いが楽しかったです。 西欧絵画の古典的なだまし絵トロンブルイユから、江戸時代の日本のだまし絵、 マグリットやエッシャーなどから、現代作家のものまで網羅されていました。 アルチンボルド「ルドルフ二世」や歌川国芳の「寄せ絵」がいかにも目玉ですが、 印象に残ったのは、河鍋暁斎の「幽霊図」、 マグリットの「白紙委任状」「囚われの美女」、 ジャスパー・ジョーンズの「パン」など数多く、 本城直季の巨大写真作品数点が見られたのも思わぬ収穫で、 とくにパトリック・ヒューズの「水の都」は驚きの視角体験でした。 「国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア」に行きました。 カタログ表紙を飾るクラムスコイの絵画のタイトル、 原題「見知らぬ女(ひと)」が、いつしか 「忘れ得ぬ女(ひと)」と呼ばれるようになったというのは、 絵の印象深さを象徴するようなエピソードだなあと。 ●「ゴーギャン展」 大作「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」他、 主にタヒチ時代の油彩、彫刻、版画などを精選して紹介する展覧会です。 【会期】平成21年7月3日(金)〜9月23日(水・祝) 【会場】東京国立近代美術館 【開館】10〜17時/金曜〜20時 【休館】月曜(祝日、振替休日の場合は開館し、その翌日休館) ●生誕150年 ルネ・ラリック 内外のコレクションから400点が一堂に展示されます。 会 期 2009年6月24日(水)−9月7日(月) 開館時間 午前10時−午後6時まで、 毎週金曜日は午後8時まで(入館は閉館30分前まで) 会 場 国立新美術館 ●「日本の美術館名品展」 日本の美術館100館が参加して所蔵作品220点の展示。 於・東京都美術館 2008年4月25日(土)〜7月5日(日) 会期中、4月27日,5月4日をのぞく月曜日は休館。 午前9時〜午後5時(入場は4時半まで) * いってきました。 今回は、一般には休館の月曜日に、 灰皿町の足立さん、高田さんとご一緒に。 足立さんが入手された特別鑑賞会むけの招待券に、 便乗させていただいたので、さほどの混雑もなく、 レシーバーの解説を聞きながらゆっくりまわれました。 しかし220点というのは、ひとつの絵を30秒でみても、 2時間ちかくかかる分量。 同じ作家の作品は多くても2点どまりなので、 画風も主題もことなる作品の洪水という感じで、 そのうえ全国の100の美術館が、 自慢の所蔵品として搬出した作品ばかりなので、 贅沢といえば贅沢ですが、かなり集中しないと印象が散漫になります。 出展作を勝手な好みでさらにしぼってみると、 バーン=ジョーンズ、ゴッホ、モネ、セザンヌ、ルドン、ボナール、 シーレ、ピカソ、ユトリロ、ブラマンク、ダリ、デルボー。 高橋由一、黒田清輝、青木繁、高島野十郎、藤田嗣治、清水登之、 佐伯祐三、松本俊介、国吉康雄、香月泰男、菱田春草。 有名画家の作品をかなりはずしてますが、 このくらいの作品だけを楽しめても私としては満足だっただろうなあと。 ●DOLL SHOW 25 春 於・浜松町都立産業会館 2009年4月26日(日) 11:00〜16:00 ** いってきました。 今回は会場をゆっくりとまわって、 人形の衣類や小物類のほか、 二代目リカちゃん(復刻版・服は別)も購入しました。 ●企画展「青春のロシア・アヴァンギャルド」 この展覧会は、革命をはさむ約30年間の絵画動向を、モスクワ市近代美術館が所蔵するマレーヴィチ、D・ブルリューク、ラリオーノフ、エクステルらの作品でたどります。また、日本でも人気の高いグルジアの画家ピロスマニがまとまって見られることも貴重な機会となります。 於:埼玉県立近代美術館 2009年2月7日(土)〜2009年3月22日(日) 午前10時〜午後5時30分(入場は閉館の30分前まで) 月曜休館 ●「生活と芸術 アーツ&クラフツ展」 (ウィリアム・モリスから民芸まで) 於・東京都美術館 2009年1月24日(土)〜4月5日(日) 午前9時〜午後5時(入場は4時半まで)月曜休館 ** いってきました。 モリス(商会)が中心になって起こしたデザインの潮流「アーツ&クラフツ」運動。 その英国でのひろがり、ロシアやヨーロッパ各国への影響、 さらには日本での受容と民芸運動の展開など、 わかりやすく展示されています。 柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘」の一部(二部屋)が 再現展示されているのが圧巻。 モリスはラファエロ前派とも深く関わりがあったので、 バーン=ジョーンズやロセッティの作品もいくつか展示されていました。 なかにロセッティの「聖ゲオルギウス伝ステンドグラス・パネル」(6枚連作)があって、 これは竜退治の場面をイラストっぽく 模写したことがあったので、嬉しい驚きでした(^^)。 お土産に買ったテーブルマットです(^^)。 ●『I・Doll VOL.25』 於・浜松町都立産業会館 ドール関連商品手作りグッズ展示即売会です。 2009年2月11日(祝) 11:00〜16:00 ●白井 明大 須藤拓也『「詩と陶からなる書物 波照の舞う」展』 (於・美篤堂ギャラリー) 白井明大が 著し、嘉瑞工房の高岡昌生が活字印刷し、 須藤拓也の陶により装訂した書 物「波照の舞う」の展示。 2009年2月3日(火)〜2009年2月8日(日) (平日11時〜19時 土日11時〜18時) 美篤堂ギャラリーサイトのアクセス地図へ。 ●『12の旅 感性と経験のイギリス美術』 (於・世田谷美術館) 2009年1月10日(土)〜2009年3月1日(日) J. M. W. ターナー、ジョン・コンスタブル、チャールズ・ワーグマン、 バーナード・リーチ、ヘンリー・ムーア、ゴールズワージーほか。 ●DOLL SHOW 24 冬 於・浜松町都立産業会館 2008年1月18日(日) 11:00〜16:00 ** 午前中に小一時間ほど巡回してきました。 そのわりに収穫物が多いようなのは、 福袋のような詰め合わせを買ったからです。 中身はジェニーのボーイフレンド用の衣類。 男物ですが、このサイズはクールガールたちにも、 着られるものがあるのでした。。 ●「レオナール・フジタ展」 (於・上野の森美術館) 2008年11月15日(土)〜2009年1月18日(日) 午前10時から6時 「ライオンのいる構図」「犬のいる構図」「争闘I」「争闘II」と名付けられた 日本初公開の連作(いずれも二点一組で縦3メートル、 横6メートルという大作)がみられます。 出品総数約230点(油彩約35点、水彩・ドローイング約90点、 アトリエ関連作品・資料約100点)という没後40年を記念する美術展。 ●「 都市の表象と心象---近代画家・版画家たちが描いたパリ」 (於・ブリジストン美術館) 2008年10月25日(土)〜2009年1月18日(日) 美術館所蔵の作品50点により、マネ、ドガ、メリオンなどの画家による、 19世紀後半のパリの写実風景や心象風景を描いた絵画を紹介する、 テーマ展です。 印象派を中心にしたコレクション150点も併設展示されます。 ●「PICASSO」 「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」(於・国立新美術館) 「巨匠ピカソ 魂のポートレート」(於・サントリー美術館) 2008年10月4日(土)〜12月14日(日) パリの国立ピカソ美術館の改装によって実現した世界巡回展の一環で、 東京・六本木にかつてない規模の作品が集結する大回顧展。 「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」では初期から晩年までの 油彩画を中心にした作品170点を展示。 「巨匠ピカソ 魂のポートレート」では、自画像を中心にした、 70点の作品が展示されます。 ●「フェルメール展」 (光の天才画家とデルフトの巨匠たち) 於・東京都美術館 2008年8月2日(土)〜12月14日(日) 午前9時〜午後5時(入場は4時半まで) ** 11月26日(水)にいってきました。 午後3時頃に入館して40分待ちの行列でした(^^;。。 レンタルイヤホンで解説を聞きながら観賞。 牛歩の歩みで見ているうちに閉館時間になり、 何点かはみのがしましたが、 フェルメール作品は全点無事にみられました。 これからいってみたいという方は、 すこし時間の余裕をみて行かれることをお勧めします(^^;。 画像はすっかり日が短くなった5時過ぎの帰路。 動物園の前あたりです。 ** 私とフェルメールのつきあいはかなりふるい。 12年前(1996年)の日記に。。。 8月20日(火曜日 午後から、グリーンでソフトを作る。現存するフェルメールの絵画作品全36点が、雑誌「ブルータス」の特集にグラビアで掲載されていたので、それを全てス キャナーで取り込んで、ピクセルキャットでピクト画像に変換して、グリーンで年代順に閲覧できるようにして、簡単な解説とギロックの音楽をBGMに付け る。夕食や休憩を挟んで、深夜2時頃に、ようやく一応の完成。 8月22日(木曜日)、、、。フェルメールの絵画で改めてスタートアップスクリーンを作り、Performa 630に入れる。、、(以下略)。 「グリーン」というのは当時愛用していたオーサリングソフト。このころ、フェルメールに凝っていて、パソコンのスタートアップスクリーンにも彼の絵画を張り付けていたことがわかります(^^)。ちなみにその絵は「真珠の耳飾りの女」でした(^^)。。 ●「アーツ・アンド・クラフツ〈イギリス・アメリカ〉展」 (於・埼玉県近代美術館) 2008年9月13日(土)〜11月3日(日・祝) 毎週月曜日(9月15日、10月13日、11月3日は開館) 開館時間:午前10時〜午後5時30分 ウィリアム・モリス(1834〜1896)の工房から生まれた美術運動 アーツ・アンド・クラフツは、当時スコットランドやアメリカの美術工芸にも、 広く影響を与えた。 本展は、ケルムスコット・プレスの書籍デザインなどのほか、 アーツ・アンド・クラフツの潮流をひろく紹介した展覧会。 ●リカちゃん展 於・西武池袋本店イルムス館二階=西武ギャラリー 2008年9月23日(火・祝日) 〜9月29日(月) 10:00〜19:00(最終日は17時まで) 入場料 一般700円 ** 行って来ました。 これは、リカちゃんの家族と友達。 左から佐藤いずみ、香山リカ、立花わたるのリカりゃんトリオ、 姉のリエ、ママの織江と、解説にありました。 たぶん70年代くらい(30年くらい前)のもので、 ママの織江の顔も今流通しているのと違っていると思います。 髪型も時代を感じさせるような。。 9月29日の人形日記にも画像を掲載しました。 ●DOLL SHOW 23 夏 於・浜松町都立産業会館 2008年9月21日(日) 11:00〜16:00 入場料1000円 行って来ました。9月21日の人形日記に購入したアイテムを掲載しました。 ●「ミレイ展」 19世紀の英国の画家、ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-96年)の 10代から晩年まで の画業の全容を紹介する本格的な回顧展です。 於・渋谷Bunkamuraミュージアム 2008年8月30日(土)〜10月26日(日)(会期中無休) 10:00〜19:00(入館は18:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで) ** ミレイの画業の全体ががこんなふうに紹介されるのは初めてではないだろうか。 ラファエロ前派のメンバーとしてデビューして以降の作品の数々がみられるのが嬉しい。 風景画あり肖像画あり。唯美派的要素がつよいが、技法の基調はリアリズム。 ●「横田基地日米友好祭」 Japanese-American Friendship Festival 於・米軍横田基地 2008年8月23日(土)・24日(日) 開門時間:午前9時から午後8時(イベントは午後9時まで) 開門場所:第5(牛浜)サプライゲート アクセス:JR青梅線牛浜駅、ゲートまで徒歩約10分です。 注意事項.ゲートで国籍の確認出来る写真付身分証明書の確認と 手荷物検査を行う場合があります。 成人の方は国籍、氏名が記載されたパスポートや 市町村で発行している住民カードなどの 写真付身分証明書をご持参下さい。 ●「所蔵作品展I ヨーロッパの近代工芸とデザイン ―アール・デコを中心に―」 於・東京国立近代美術館 2008年5月20日(火)〜7月6日(日) 午前10時〜午後5時(入場は4時半まで):休館月曜日 ●「芸術都市パリの100年展」 (ルノワール、セザンヌ、ユトリロの生きた街 1830-1930) 於・東京都美術館 2008年4月25日(金)〜7月6日(日) 午前9時〜午後5時(入場は4時半まで) ** 1830-1930。この100年の間に、凱旋門(1836)、エッフェル塔(1889)ができて、オルセー駅(1900)がつくられ、モンマントルの丘 にサクレ・クール寺院(1914)がつくられる。観光都市としてイメージされる今のパリの基礎ができあがったのだった。1830年というと天保元年。黒船 来航(1853)からの幕末期、明治(1868-1912)、大正(1912-1926)、昭和初期が、すっぽり収まってしまうわけで、同時期の江戸-東 京の変貌を考えれば、むしろゆるやかな変化といえるのかもしれない。パリの風景画からはじまり、エッフェル塔の建築過程の写真なども展示したこの展覧会 は、そうした風景としてのパリをテーマにした作品の紹介につきるものでなく、ドーミエの風刺画、ルノワールの肖像画、ロダンの人物像(ボードレール、ク ローデルなど)の彫刻、モローの幻想的な絵画(レダなど)など、パリにちなんだ作家たちの多くの作品が展示されていて、多彩な内容になっています。 ●「バウハウス・デッサウ展」 於・東京芸術大学美術館 (アクセス JR上野駅公園口より徒歩5分) 2007年4月26日(土)〜7月21日(月) 午前10時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで) 月曜日・祝日は休館(5月5日はオープン) ** いってきました。 バウハウス(ドイツ語で「建築の家」の意)は、1919年に設立され、 ナチスによって1933年に閉校させられた、ドイツ(当時のワイマール共和国)の美術学校。 この展覧会では、デッサウ校時代(1925年〜1932年)の創作美術 (絵画・デザイン・彫刻・工芸品・建築模型など)や各種資料が展示されています。 当時の学校の教授陣(マイスター)には、 カンディンスキーや、パウル・クレーなどもいて、彼らの作品も見られます。 開催場所が東京芸術大学美術館ということで、 会場では熱心にメモをとっている学生達も多く、 時代をこえて美術学校にまぎれこんだかのような雰囲気が。 彼らの個性的なファッションも花を添えていました(^^;。。 バウハウスはよくもわるくもモダン・デザインの原点。 コンクリートやガラスを使った日常空間は、 バウハウス誕生以前には考えられなかったといいます。。 ●「ヴラマンク展」 於・損保ジャパン東郷青児美術館 (アクセス JR新宿駅西口、丸ノ内線新宿駅・西新宿駅、大江戸線新宿西口駅より徒歩5分) 2007年4月19日(土)〜6月29日(日) 午前10時〜午後6時(金曜日は8時まで。入館は閉館の30分前まで) 月曜日・祝日は休館(5月5日はオープン) ** いってみました。 ヴラマンクの後期の風景画をみていると、この人は空の表情というものに魅入られて、くりかえし絵筆を取ったのではないか、とさえ思いたくなってくる。重く 垂れ込めた鉛色の雪雲と鮮やかな白雲の対比。地平線の彼方にうっすらとのぞく青空。いつも劇的に変化する空の下にあることで、平凡で素朴なフランスの田舎 の家屋も田園の風物も、ある特定の季節の、ある特定の時間のなかに、たしかな記憶として封じこめられる。。 ●「ウルビーノのヴィーナス展」 於・国立西洋美術館 2008年3月4日(火)〜2008年5月18日(日) 午前9時30分〜午後5時30分 金曜日は午後8時まで 休館月曜日 古代、ルネサンス、そしてバロック初めに至るまでの、 ヴィーナスを主題とする諸作品が展示されます。 ** いってみました。 横たわるヴィーナスの裸婦像は、 ルネサンス期にほぼはじめて画題として登場したということで、 その際、「長持ち」の蓋に描かれる絵として用いられたことが、 大いにその普及に預かっていたという解説は興味深かったです。 「長持ち」は横長なので寝ているポーズがしっくり収まり、 夫婦の寝室などプライベートな空間にひめやかに置かれたらしい。 ティツィアーノのヴィーナスは、ヴィーナス自身 神話世界の女神のように屋外ではなくて、 もうルネサンス期の寝室のベッドに寝ている。。。 ●DOLL SHOW 10周年スペシャル 於・浜松町都立産業会館3F 2008年5月6日(火・祝日) 11:00〜16:00 ●DOLL SHOW 22 春 於・浜松町都立産業会館 2008年4月6日(日) 11:00〜16:00 ** 行って来ました。 今回は、黒いカンフー服、着物、浴衣など、 衣料品ばかり買いました。 ●「花と人形展」 於・国立近代美術館 工芸館 東京メトロ東西線竹橋駅1b出口徒歩8分 2008年2月26日(火)〜5月11日(日)(10時~5時まで) 毎週月曜日休館 ただし、3月31日)、4月28日、5月5日は開館。 4月6日(日)、5月4日(日)は無料観覧日。 ** 4月6日に行って来ました。 主に明治期以降に制作された花模様をあしらった工芸品の数々と、 人形が展示されています。先駆的といわれる竹久夢二の人形なども。。 画像は吉田良の球体関節人形「すぐり」。 ●「モディリアーニ展」 於・国立新美術館 企画展示室1E 東京メトロ千代田線乃木坂駅6出口(美術館直結) 東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩5分 都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩4分 2008年3月26日(水)〜6月9日(月) 毎週火曜日休館 ただし、4月29日(火)、5月6日(火)は開館。 翌日の4月30日(水)、5月7日(水)を休館。 ** 4月2日に行って来ました。 展示作品数も多くて大いに満足。 彫刻家時代のフォルムの追求が、 描線に生かされているのがよくわかります。 独特の様式化された肖像画を通して、 人の個性が伝わってくる不思議な魅力。 ●「ガレとジャポニズム展」 於・サントリー美術館 六本木ミッドタウン ガレリア3F 2008年3月20日(木・祝日)〜5月11日(日) 毎週火曜日/4月30日、5月7日休館 ただし、4月29日(火)、5月6日(火)は開館。 ** 4月2日に行って来ました。 絵画は印刷物でも印象がつかめますが、 立体的な工芸品には、 オリジナルをみてはじめて伝わる感動があります。 ガレは晩年になるにつれ、 だんだん装飾がリアルになっていったというのも面白い。 比較展示を通して、日本美術の影響がよくわかります。 ●「ルノワール+ルノワール展」 於・渋谷Bunkamuraミュージアム 2008年2月2日(土)〜5月6日(木)(会期中無休) 10:00〜19:00(入館は18:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)** いってきました。 印象派の画家として名高いピエール=オーギュスト・ルノアールと、 彼の次男でこちらは映画監督として高名なジャン・ルノアール。 絵画と映画(多数作品の部分放映)を比較展示することで、 父子の暖かな精神的絆をうかがい知ることができる、 という、ちょっとしゃれた趣向の展覧会。 「芸術が愛らしいものであって何故いけないんだ? 世の中は不愉快なことばかりじゃないか」 と、オーギュストはいったとか。。 ルノアールの映画をみたくなることしきり。。 ●「ターシャ・チューダー展」 於・銀座松屋8階大展示場(JR有楽町より徒歩8分) 2008年3月19日(水)〜3月31日(月) 10時から8時(最終日は5時まで・入場は閉展の30分前まで) ●「池田満寿夫 知られざる全貌展」 於・東京オペラシティアートギャラリー(京王新線初台駅東口徒歩5分) 2008年1月26日(土)〜3月23日(日) 11:00〜19:00 11:00〜20:00(金・土)(いずれも入館は閉館30分まえまで) 休館月曜日 ●「ロートレック展」 於・港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド(総合受付)ガレリア3階 2008年1月26日(木)〜3月9日(日) 10:00〜18:00(日・月・祝日) 10:00〜20:00(水〜土)(いずれも入館は閉館30分まえまで) 休館火曜日 ●DOLL SHOW 21 冬 於・浜松町都立産業会館 2008年1月27日(日) 11:00〜16:00 ** いってきました。人形日記(2月2日の項)で成果を書きました。 ●西洋近代版画展 於・新宿伊勢丹5階、アートギャラリー J.E.ミレイ、バーン=ジョーンズ、ビアズリー、 G.モロー、ルドンなどの版画が売られるようです。 2008年1月23日(木)~1月29日(火) 行ってみました。 展示は即売もかねているので、表示の値段がきになりつつ。 ●「詩人とアーティストのクリスマスミニアート展」 於・銀座「ギャルリー志門」 2007年12月10日(月)〜12月15日(土) 午前11時〜午後7時 最終日は午後5時まで collaboration 松尾真由美+森美千代+河田雅文 art works 枝川里恵、会場公一、斉藤圭子、紫野京子、渡辺めぐみ、 横山麻沙、横山克衛(代表) ●「ムンク展」 於・国立西洋美術館 2007年10月6日(土)〜2008年1月6日(日) 午前9時30分〜午後5時30分 金曜日は午後8時まで 休館月曜日 ** 私生活の出来事を材にした心象風景のような絵画。 それらの連作をパノラマのように見ているもう一人のムンクがいた。 というのが、この展覧会での発見だった。 この視線の相対化・様式化というモチーフは、 作家自身にとって、ある意味、救いだったのではないだろうか、 と思わせるほど、ムンクの初期の絵の多くには、 オブセッションにつかれているようなところがある。 ●「フィラデルフィア美術館展」(印象派と20世紀の美術) 於・東京都美術館 2007年10月10日水)〜12月24日(月) 午前9時〜午後5時(入場は4時半まで) ●「川へのドア展」 於・川崎市民ミュージアム 3Fミュージアムギャラリー1・2 2007年11月28日(水)〜12月9日(日) 午前9時30分〜午後5時 最終日は午後4時まで 12/3休館 ●年月の記録 スケッチ帳より 堀 文子 展 2007年9月29日(土)〜 11月18日(日) 開館時間 午前10時〜午後6時(ご入館は午後5時30分まで) 休館日 月曜日(ただし、10月8日は開館、9日は休館) ニューオータニ美術館 東京メトロ 銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅D出口、 有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町」駅7番出口より いずれも徒歩約4分 入館料 一般¥700、高大生¥500、小中生¥300、宿泊者無料 (20名以上の団体は各¥100引) ** 見てきました。 こんなに正確に描けたら気持ちがいいだろうなあ、と、 思われるような的確なデッサン力。 こういうスケッチばかりあつめた展覧会にも、 独特の魅力があります。 観察する目と素描する手が一体になってうまれる、 孤独で幸福な充実した時間が伝わってきます。 ●「シュルレアリズムと美術」 (イメージとリアリティをめぐって) 於・横浜美術館 2007年9月29日(土)〜12月9日(日) 午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで) 休館 木曜日 ** シュルレアリズム運動の代表的な画家たちの作品を集め、 その顔ぶれや概観がわかる、という感じの展覧会。 個々の作家については個別的な展覧会がひらかれることも多いですが、 全体を俯瞰するのによい感じの展示でした。 夢の中でマグリットやデルボーの世界に住み込みたい。 エルンストやタンギーやダリの世界は、旅するのはいいけど住みたくない(^^;、 という感じです。 ●「フェルメール 「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」 於・国立新美術館 2007年9月26日(水)〜12月17日(月) 午前10時〜午後6時 金曜日は午後8時まで 休館火曜日 ** 17世紀オランダの市民・農民の生活を描いた風俗画がまとめてみられる展覧会です。 バックギャモン(すごろくゲーム)をしてるところが描かれていたり(^^)。 フェルメールは一点だけの展示。照明も工夫されていて、画面の光沢がきれいでした。 ●『C.F.E.(Custom Figure Exhibition)2007』 カスタムフィギアの展示会です 期 日:11月24日(土)、25日(日) 時 間:11:00AM〜6:30PM(2日目は5:00PM終了) 場 所:“GALERIE K(ギャルリー K)” 台東区上野6-2-14 喜久屋ビル3F JR御徒町駅北口より徒歩1分または都営大江戸線・上野御徒町駅A7出口の真上 入場無料 ●DOLL SHOW 20 於・浜松町都立産業会館 2007年10月21日(日) 11:00〜16:00 ** 今回の収穫。 小さなストーンカメオのついたネックレスと、 黒い羽根扇子がお気に入り。アタッシュケースは電卓入りの小物でした。 ここに載せ忘れた鳥籠とレターセットの画像を「ちいさいもの日記」に掲載しました。 ●「第33回 AJAC展」(日本と世界の現代美術) 於・東京都美術館 2007年10月4日(木)〜10月14日(日) 午前10時〜午後4時30分 初日は午後1時から 最終日は午後2時まで ●「落合皎児個展 」(詩版画集 LES VESPRES「夜明けの祈り」発表) 詩:杉本真維子、Sylvie JACQUOT 友情出品(スペインより):版画詩集<太陽と血と砂の時計>な ど ボルハ・デ・ペドロ、カミーロ・ホセ・セラ 9月27日(木)〜10月2日(火) 10:00〜18:30(10/2は17時まで) 紀伊國屋画廊(紀伊國屋書店新宿本店4F) 03-3354-7401 「落合皎児氏プロフィール 」 ●真夏のむせかえる匂いの夜 さとうひろみ+白井明大 詩画展 展示会場・原宿デザインフェスタギャラリー(二階・A)・(入場無料) 都営浅草線・原宿駅(竹下口)徒歩8分/明治神宮前駅(5番口)徒歩4分 03-3479-1442 2007年9月7日(金)--12日(水)(11:00〜20:00) 最終日は17:00まで オープニングパーティ 9月8日(土)18時〜20時・詩の朗読あり(入場無料) ●「ガレージセール」 於・多摩川中央公園 2007年9月2日(日) 午前9時30分〜午後2時(雨天中止の場合あり) これは、近所のイベントです。。 ** 行ってきました。 吸殻山日記の9月2日の項を参照。 ●「第16回 三木成夫記念シンポジウム」 会場 東京芸術大学<・美術学部・中央棟・第三講義室 日にち 2007年9月1日(土曜日 ) 10:10-10:50 西原克成(西原研究所) 「内臓が生み出す心」 10:50-11:30 宮木孝昌(東京医科大学) 「臍(へそ)のはなし」 11:30-12:10 坂井建雄(順天堂大学) 「魯迅の「藤野先生」で書かれなかったこと」 (司会進行、後藤仁敏) (昼食) 13:40-14:20 植田工(デザイナー)「ピノキオと三木生物学」 14:20-15:00 中村るい(東京芸術大学)「ギリシャ美術の身体イメージを読む」 (司会進行、布施英利) (コーヒーブレイク) 15:40-16:30 三木桃子 「三木成夫の思い出を語る」聞き手:後藤仁敏 (司会進行、坂井建雄) 16:50−18:00 懇親会(東京芸術大学・美術館一階・大浦食堂にて) (ミニ展覧会「胎児かららせんまで ―― 三木成夫に捧ぐ」 東京芸術大学・美術解剖学研究室による 於、シンポジウム会場にて 昼食およびコーヒーブレイクの時間にご覧下さい) 世話人 坂井建雄 後藤仁敏 布施英利 問合せ先 東京芸術大学・美術解剖学研究室 Mail: Efuse@ca2.so-net.ne.jp 電話::045-581-1001(代表)内線8144 ※ 迷惑メール防止のため、アドレスの頭にEの一文字 をかぶせてあります。これを削除したものが正しいアドレ スです。 参加費 1000円(なお学生は500円) (この情報は、「三木成夫の会」のメーリングリストから転載させていただきました) ** 午後の部から、公聴してきました。「三木成夫の会」主催により年に一度開催されるシンポジウム。三木氏の生い立ちから晩年まで、多くの私生活の写真映像を映写しながらの三木夫人の回顧談が聞けたのが特に収穫でした。 ●米軍横田基地日米友好祭(カーニバル) 8月25日(土)、8月26日(日)午前9時から午後8時 米軍横田基地の基地内の一部が公開されるという地域イベントです。 航空機の展示、模擬店など。 毎年十数万人が訪れるといいます。 入場は5番ゲートより(牛浜駅より徒歩10分)。 入場には、所持品検査があり、写真入りで身分を証明するもの(免許証など)が必要です。 ** 行ってきました。 吸殻山日記の8月26日の項を参照。 ** この両日には、カニ坂公園でロックフェスティバルも開催されるようです。 8月25日(土)11:00(福生時間)〜21:00 26日(日)11:00(福生時間)〜21:00 ●新國誠一&ASA その軌跡とオマージュ展 展示会場・ギャラリー オルキュス 都営浅草線・高輪台駅下車3分 03-3445-5088 2007年8月23日(木)--29日(水)(11:00〜18:30) 会期中無休 出品者(全員ハガキ大の作品) 青木栄瞳 新井頴子 岩佐なを 伊藤元之 伊藤勝一 伊武トーマ 和泉昇 大園由美子 、、(他 総数38名) ●福生七夕まつり 8月2日(木)〜8月5日(日) 福生市駅前商店街を中心に周辺地域の軒先が七夕飾りで飾られ、 歩行者天国になる地域イベントです。昨年は40万人の人出とか。 ** 行ってきました。 吸殻山日記の8月5日の項を参照(^^)。 ●「ルドンの黒」 於・渋谷Bunkamuraミュージアム 2007年7月28日(土)〜8月26日(日)(会期中無休) 10:00〜19:00(入館は18:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで) ** 行ってました。 「ルドンの黒」というのは、「具体的には、画家の画歴の前半に制作された 木炭画と石版画(リトグラフ)からなる作品を指す。」(パンフレットより) ということで、 この時期の「黒」の世界を中心にした素描・版画などのコレクション200点の展示は、 ボリュームたっぷりでした。 「聖アントワーヌの誘惑」「悪の華」「ゴヤ頌」「聖ヨハネ黙示録」など、 幻想的なリトグラフの連作集がじっくりみられるのも特色。 ●「〜紙芝居からSFアートまで〜 武部本一郎展」 1960〜70年代、SF雑誌や書籍の挿画やカバーイラストで活躍した 武部本一郎(1914−1980)の没後、初の回顧展です。 於・弥生美術館 2007年7月7日(土)〜9月30日(日) 竹久夢二美術館と併せて見られます。 午前10時〜午後5時(入館は4時半まで) 月曜日(但し、7/16、9/17、9/24(月・祝)は 開館、 7/17、9/18、9/25(火)休館) ●「アンドリュー・ワイエス展」 於・青山ユニマット美術館 2007年3月20日(日)〜10月2日(火) 開館 10時30分〜18時30分(入館は18時まで) 休館日 10月3日(水)・年末年始を除いて無休 ●「ぷちサンプルフェアー」 於・東武百貨店池袋店七階玩具売場 2007年5月31日(木)〜6月13日(水) ** 6月5日にいきました。 ジオラマの展示や、ばら売り商品などもあります。 新商品テスト販売がお目当てで、先行販売は3種類。 「おとぎの国のお菓子」(6月11日発売予定) 「Mini Sweets」(USAバージョン第二弾) 「着まわし30days」は、 なんとドールサイズのファッションシリーズ(10種類)でした。 丈はリカちゃんサイズですが、 ジェニーたちが着られるものも多いです。 ななみちゃん、リカちゃんが着ている服が、一例。 たまきの服は上下を別のセットからあわせています。 ●「金井千絵水彩風景画展」 於・ギャラリー東京映像 2007年6月6日(水)〜6月11日(月) ●「国立ロシア美術館展」 於・東京都美術館 2007年4月28日(土)〜7月8日(日) 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 月曜日休館 ●「水の情景」 (モネ、大観から現代まで) 於・横浜美術館 2007年4月21日(土)〜7月1日(日) 午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで) 休館 木曜日 ●「大正シック」 (ホノルル美術館の日本美術コレクションより) 於・東京都庭園美術館 2007年4月14日(土)〜7月1日(日) 午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで) 休館 第二、第四水曜日 ** いってきました。 大正・昭和初期の女性たちを描いた美人画や風俗画が80点。 日本画の技法でかかれたものがほとんどですが、 女性がモガ(モダンガール)風の洋装だったり、 和装の女性がさりげなくカメラをもっていたりと、 時代の風俗を感じさせられます。。 ●「ペルジーノ展」 於・損保ジャパン東郷青児美術館 2007年4月21日(土)〜7月1日(日) 午前10時〜午後6時(金曜日は8時まで。入館は閉館の30分前まで) 月曜日・祝日は休館 ** 6月5日に行きました。 ペルジーノ(本名ピエトロ・ヴァンヌッチ 1450年頃〜1523年)は、 イタリア・ルネサンスの主役のひとりとされる画家で、 若い頃学んだフィレンツェのヴェロッキオ工房では、 レオナルド・ダ・ヴィンチやボッティチェッリの兄弟弟子、 ラファエルの師匠にもあたる人で、 当時「神のごとき画家」(『韻文年代記』)と称えられたといいます。 本展は、祭壇画や板絵が中心の展覧会で、 ペルジーノと同時代の画家たちの作品も多く展示されています。 「中庸を心得た優美さ」(カタログ)という言葉に、そうだなあと。 気品のある、どこかもの憂げな表情の人物像が多いという印象でした。 写真は、ペルジーノ「慰めの聖母」 会場はビルの42階です(^^)。。 ●「蕗谷虹児展」 於・弥生美術館 2007年4月5日木)〜7月1日(日) 竹久夢二美術館と併せて見られます。 午前10時〜午後5時(入館は4時半まで) 月曜日・祝日は休館 ** いってきました。 蕗谷虹児(1898〜1979)は、大正時代後期から昭和初期にかけて、 主に少女雑誌や若い女性向け雑誌「令女界」などで活躍し 一世を風靡した挿絵画家。 「花嫁人形」の作詞家としても知られる詩人画家でもありました。 併設されている竹久夢二美術館や、常設展示室で 弥生美術館ゆかりの高畠華宵(1888~1966)コレクションをはじめとする 同時代の挿画家たちの作品も一緒にみられるので、 戦前の少年少女・若い女性向けの雑誌・出版物を彩った 抒情画を中心とする挿画文化が、ぐっと身近に感じられます。 ●「パリへ 洋画家たち百年の夢」 於・東京藝術大学大学美術館 2007年4月19日(木)〜6月10日(日) 午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 月曜日休館 ** 5月29日にいきました。 明治期以降に活躍した日本を代表する洋画家たちの作品が、 ほぼ時代順にコンパクトに展示されていて、 画家についての簡明な解説があるのも嬉しい展覧会。 黒田清輝、浅井忠、安井曾太郎、梅原龍三郎、佐伯祐三、小出楢重、 藤田嗣治、岡本太郎などなど。 教科書などに掲載される有名作品でだけ知っているような画家の世界も、 何点か同時にみると、その画家の画風がよりわかって味わいがあります。 ●「リカちゃん 夢とあこがれの40年展」 於・横浜人形の家 3F企画展示室・2F多目的室 2007年4月19日(木)〜7月8日(日) 午前10時〜午後6時30分(入館は午後6時まで) 5月21日、6月18日休館 2007年6月11日(月)〜6月25日(月) には 二階多目的室で中原淳一ミニギャラリーも開催されています。 「淳一ファッションを着たリカちゃん」の展示も(^^)。 ** 行ってきました。 人形の家には、世界中から集められた民族人形、 オートマタ(自動人形)やビスクドール、 日本の伝統的なこけし、御所人形、市松人形、 雛人形、生き人形などなど、 様々な様式の人形がコンパクトに常設展示されていました。 リカちゃん展は、初代からずらっと展示されていて圧巻。 特別販売されていた「元町リカちゃん」は売り切れでした。 40年の歴史をもつリカちゃん人形は、 これまでの累計販売体数約5300万体。。 ということは、一家に一体以上は。。。 ●「MONE モネ大回顧展」 於・国立新美術館 2007年4月7日(土)〜7月2日(月) 午前10時〜午後6時 金曜日、5月3,4,5日は午後8時まで 休館火曜日(ただし5月1日は開館) ●ドールズ・パーティー17 於・東京ビッグサイト・西3・4ホール 2007年5月4日(金)AM 10:00〜PM 5:00 ●ブラックホール&ミリタリーコンベンション 於・都立産業貿易センター台東館4,5,6F 2007年5月4日(金)AM10:00〜PM5:00 5月5日(土)AM10:00〜PM4:00 2日間限り ** 5月5日に行きました。 この催しはミニタリー関連の装備品やエアガンなどの展示即売会。 会場には軍服姿の人やスターウォーズのストームルーパーが歩き回っていました。 私はカスタマイズされた6分の1サイズのフィギアの展示がおめあてで、 6分の1サイズの小物を販売していたブースで、 HOTTOY製のアクションフィギアや、人形の足(^^;や、 アロハシャツなどを購入。 この日は帰りに浅草橋に寄って、 TOTOKOや有名人形販売店をのぞいたりしました。 購入したCG用の足首と女性アクションフィギア、Tシャツ、アロハシャツ。。 軍装の上着とズボンは手持ちのものです。 ●一箱古本市 於・上野・不忍ブックストリート 2007年4月29日(日)AM11:00〜PM5:00(雨天決行) ●DOLL SHOW 19 於・浜松町都立産業会館 2007年4月29日(日) 11:00〜16:00 ** 行ってきました。 これらは戦利品の一部です(^^)。 ヒヨコは、ご一緒した高田昭子さんが、会場のさるブースで 無料でいただいたというものを譲っていただきました。感謝。 ジェニーの学生証だけ売っていたので買ったり(^^;、 可愛いかったので、つい埴輪を買ってしまったり。。。 狐のお面はペイント予定です(^^;。 ●リカちゃん展inTOKYO 於・サンシャインシティ 2007年4月27日(火)〜5月6日(日) 10:00〜17:00(最終入場は16:30まで) ●特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」 於・東京国立博物館 2007年3月20日(火)〜6月17日(日) 午前9時30分〜午後5時 金曜日は午後8時まで、土・日曜、祝日は午後6時まで 4月27日〜5月6日は連日午後8時まで (入館は閉館30分前まで) 休館月曜日(ただし4月30日[月・休]は開館) ** 5月29日に行きました。 会場は二つに分かれていて、第一会場では「受胎告知」の展示のみ。 そちらのほうは、平日の午後という時間帯で、入場に10分待ちの行列でした。 「受胎告知」は11年前にウフィツィ美術館でみているので、二度目の再会。 しかしそのときの記憶は他の名画に圧倒されたこともあって、薄らいでいました。 絵をみる人の位置を考えて描かれた構図、というのがよくわかる丁寧な解説つき。 こんなふうに右下から見ると、自然にみえます。 第二会場では、レオナルドが考案したり手稿に描いた様々な道具や図形、 素描などが展示されていて、人力飛行機の巨大模型のほか、 最新のコンピューター技術を駆使した手稿研究の成果がみられます。 美術展をかけもちしたこともあって、ちょっと急ぎ足だったのですが、 あとは、読み応えのありそうなカタログで楽しむつもり。 「受胎告知」の解説で、ぜひ紹介したいのが、 スプさんのサイト「なっらなーる」のなかの「ぷちブライス写真館」の、 「3、名画鑑賞」です(^^)。 ●モディリアーニと妻ジャンヌの物語展 於・渋谷Bunkamuraミュージアム 2007年4月7日(土)〜6月3日(日)(会期中無休) 10:00〜19:00(入館は18:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで) ** 4月29日に行きました。 病没した画家モジリアニの後を追うように自殺した若い妻ジャンヌ・エビュテルヌ。 夫婦のドラマは伝記映画「モンパルナスの灯」(1958)などで有名ですが、 近年ジャンヌの遺族が保管していた豊富な作品や資料が公開されたといいます。 この展覧会は、そうした背景を受けて、夫婦の作品を多数展示しながら、 画業を共にしたふたりの生活を跡づけるというもの。 モジリアニめあてでいったので、彼の作品が少なかったのがちょっと不満でしたが、 あらたに画家として「発見」されたという、 ジャンヌ・エビュテルヌの個性的な作品世界を堪能できました。 画像の缶はドロップです(^^)。 ●澁澤龍彦―幻想美術館―展 於・埼玉県立近代美術館 2007年4月7日―5月20日 10:00〜17:30 休館日 月曜日(祝日または県民の日の場合は開館) ** 5月15日に行きました。 第一室「澁澤龍彦の出発」から第7室「高丘親王の航海」まで、 ほぼ彼の生涯を7つの時期に区別して、 そのときどきの澁澤の興味や関心事を象徴するような 画家や作家たちの作品を配した7つの展示室からなる美術展。 作品数も310点とかなりの数があり、展示構成ともども、 類例のない「ひとつの大規模な「幻想美術館」を 仮説しようとした」(巖谷國士氏・カタログ)という意図が伝わってきます。 作品は、個人蔵のものや、国内の美術館や画廊から借り出されたものからなり、 日本にもずいぶん作品がはいってきているのだなあ、と感心。 ルドンやモロー、クラナッハ、マグリットやデルボーなど 有名画家の魅力的な作品はもちろん、 ふつうの美術展ではあまりみる機会がなさそうな 澁澤が好んだ画家たちの作品がみられたのは収穫でした。 個人的には藤野一友の絵に出会えたのが思いがけず懐かしかったのと、 白い壁をバックにした四谷シモンの天使像はとくに印象的でした。 この展覧会は、 札幌芸術の森美術館 2007年8月10日〜9月30日 横須賀美術館 2007年10月6日〜11月11日 と、巡回開催されるようです。 |